17年も4ヶ月が過ぎようとしているが、現時点で判断すると、去年同様、今年も映画界はまあまあな豊作だと思う。
いまのところのワーストは、日本映画の『PとJK』。
監督の廣木隆一は、当てにいくとつまらない映画を創り、ほんとうに創りたいであろう作品のメガホンを持つと面白い映画を創るという、商業/ゲージツを行ったり来たりしているひとである。
ワーストにも、最初から期待していないので怒りを伴わないタイプと、モノスゴ期待していたのでスクリーンを切り裂きたくなるタイプの2種類がある。
『PとJK』は前者なので、正直こんなものだろうと思った。
去年の例でいうと―。
黒木瞳が監督業に初挑戦した『嫌な女』は後者であったので、怒りを鎮めるのにたいへんな思いをしたんだっけか。

黒木瞳は女優であり、非映画監督である。
だから、そんなに厳しい目で見ないでよ・・・という意見も聞かれるが、いやいや、一般公開された時点でそんなの関係ないから。
そして、断言しちゃってもいいだろう、
あまりにも評判が悪かったので、第2作目はないと思う。
桑田佳祐や小田和正、秋元康と同じケースかな。
(小田さん秋元さんは、懲りずに2本以上撮っているが)
翻って、最近、映画を撮らないな、けっこう演出が巧かったから次回作も期待しているのにな、、、と思わせる非凡な非映画監督が居る。
きょうは、そのなかでとくに優秀な非映画監督を5人挙げておきたい。
(1)俳優、ショーン・ペン

91年、『インディアン・ランナー』で監督に初挑戦。
以降もコンスタントに独立系映画を監督しつづけたが・・・。
いやじつは、去年もシャーリーズ・セロンを起用して新作を撮った(らしい)。
ただ日本公開されないだけ、、、なのだった。
えー。
観るものすべてのこころを打つ『プレッジ』(2001)、ああいうのが撮れる才人だというのに!!
(2)俳優、ケビン・スペイシー
97年、『アルビノ・アリゲーター』で監督に初挑戦。
以降は制作に留まり、監督作は現時点でこれ1本のみ。
脚本上の詰めの甘さはあったかもしれないが、演出そのものは中の上くらいなのではないか。
(3)俳優、竹中直人
91年、『無能の人』で監督に初挑戦。
現在までに7本を監督、素晴らしいのは失敗作がひとつもないこと。
そろそろ、新作のニュースを聞きたいのだが・・・。
※ひとを喰った予告編
(4)芸人、劇団ひとり
2014年、自作小説の映画化『青天の霹靂』で監督に初挑戦。
俳優や脚本家としても実力を発揮しており、
両者とも好きであることを前提としていうと、映画界に「さらなる貢献」をしてほしいのは、松本人志ではなく、このひとだなぁと。
(5)俳優、田口トモロヲ
2004年、『アイデン&ティティ』で監督に初挑戦。
現在まで3本撮っているが、俳優として過激なことまでやってのけるひとにしては? きちんとまとまった映画を撮るという「ギャップの魅力」がある。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(219)』
いまのところのワーストは、日本映画の『PとJK』。
監督の廣木隆一は、当てにいくとつまらない映画を創り、ほんとうに創りたいであろう作品のメガホンを持つと面白い映画を創るという、商業/ゲージツを行ったり来たりしているひとである。
ワーストにも、最初から期待していないので怒りを伴わないタイプと、モノスゴ期待していたのでスクリーンを切り裂きたくなるタイプの2種類がある。
『PとJK』は前者なので、正直こんなものだろうと思った。
去年の例でいうと―。
黒木瞳が監督業に初挑戦した『嫌な女』は後者であったので、怒りを鎮めるのにたいへんな思いをしたんだっけか。

黒木瞳は女優であり、非映画監督である。
だから、そんなに厳しい目で見ないでよ・・・という意見も聞かれるが、いやいや、一般公開された時点でそんなの関係ないから。
そして、断言しちゃってもいいだろう、
あまりにも評判が悪かったので、第2作目はないと思う。
桑田佳祐や小田和正、秋元康と同じケースかな。
(小田さん秋元さんは、懲りずに2本以上撮っているが)
翻って、最近、映画を撮らないな、けっこう演出が巧かったから次回作も期待しているのにな、、、と思わせる非凡な非映画監督が居る。
きょうは、そのなかでとくに優秀な非映画監督を5人挙げておきたい。
(1)俳優、ショーン・ペン

91年、『インディアン・ランナー』で監督に初挑戦。
以降もコンスタントに独立系映画を監督しつづけたが・・・。
いやじつは、去年もシャーリーズ・セロンを起用して新作を撮った(らしい)。
ただ日本公開されないだけ、、、なのだった。
えー。
観るものすべてのこころを打つ『プレッジ』(2001)、ああいうのが撮れる才人だというのに!!
(2)俳優、ケビン・スペイシー
97年、『アルビノ・アリゲーター』で監督に初挑戦。
以降は制作に留まり、監督作は現時点でこれ1本のみ。
脚本上の詰めの甘さはあったかもしれないが、演出そのものは中の上くらいなのではないか。
(3)俳優、竹中直人
91年、『無能の人』で監督に初挑戦。
現在までに7本を監督、素晴らしいのは失敗作がひとつもないこと。
そろそろ、新作のニュースを聞きたいのだが・・・。
※ひとを喰った予告編
(4)芸人、劇団ひとり
2014年、自作小説の映画化『青天の霹靂』で監督に初挑戦。
俳優や脚本家としても実力を発揮しており、
両者とも好きであることを前提としていうと、映画界に「さらなる貢献」をしてほしいのは、松本人志ではなく、このひとだなぁと。
(5)俳優、田口トモロヲ
2004年、『アイデン&ティティ』で監督に初挑戦。
現在まで3本撮っているが、俳優として過激なことまでやってのけるひとにしては? きちんとまとまった映画を撮るという「ギャップの魅力」がある。
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(219)』