Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

All-Star

2018-07-09 00:10:00 | コラム
ガキのころは、あんなにワクワクしていたはずの(プロ野球の)オールスター戦、いまは興味さえ抱けないんだよね。

なぜだろう―なんていう話を、野球好きの友人と展開したことがある。

もちろん野球そのものは好きなまま。
ペナントレースなんか、ずっとドキドキワクワクしている。

ただし。
ビッグイベントであるはずのオールスターゲームだけ楽しめない、箸休めにもならないから、とっとと後半戦いってくれよっていう。

(芸能人と同じで)一般人との距離がちかくなり、向こう側のひとという「きらきら感」がなくなった?

一理あるかもしれないが、そうでもなさそうな気がする。


友人との会話では・・・
「大人になるほど」勝負論のあるスポーツが見たくなる、だからオールスターは邪魔―そういうことなのかもしれない、という結論にはなったのだが。


さて先日。
まもなく公開される米産の大作映画『オーシャンズ8』を試写で観てきた。

簡単にいえば『オーシャンズ』シリーズ(2001~)の女性版であり、ハリウッドのオールスター映画。


楽しかったよ、それぞれの女優にきちんと見せ場が用意されているし・・・って、どうしても俳優同士のパワーバランスを「真っ先に」考えてしまう自分が居るのも事実で。

物語よりも、まずそっちっていう。


ガキのころに観た『キャノンボール』シリーズ(81~89)は純粋に映画として楽しめたのに、



『エクスペンダブルズ』シリーズ(2010~)に関しては、楽しめたことは楽しめたけれど、いろいろ考えちゃって、ふと気づいたら映像や物語を追っていなかった・・・なんてこともある。




ひょっとしたらこのあたりは、野球のオールスターゲームと同じ感覚があるのかもしれない。


本気度が低い・・・とまではいわないけれどね。



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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(253)』
コメント (2)
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