Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(253)

2018-07-10 06:18:03 | コラム
や「ま」→「ま」いく

マイク(英語では、microphone)とはあまり縁のない男だと思う。

歌手ではないし漫才師でもないし、冠婚葬祭で進行をするような立場でもないので。

カラオケ行くだろ、って?

まぁ行くが、ばかでかい声なので、口とマイクの距離をだいぶあけるタイプなのだった。

マイクに嫌われているのかもしれない、
何度もハウリングを起こす、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)のマーティのように笑


格好いいなぁ、と思うのは、たとえば吉川晃司のマイクの持ちかたとかね、



そこまで変わった持ちかたをしているわけじゃないのに、真似てみてもサマにならないのは、やっぱり自分がマイクに嫌われているからだろう。


字が巧いと自覚している、けれどもチョーク(水性ペン)で黒板(ホワイトボード)に字を書くとセンスを発揮出来ない・・・のと同じように、
声が柔らか、魅力的といわれる自分だが(ほんとうに、そう評されたことあるんだっての!!)、マイクを通するとピンとこなくなるらしく、そういうことの積み重ねで、マイクに対する苦手意識さえ抱いているのである。


以下、マイクと、マイクを用いるキャラクターが印象的な映画3傑。


(1)『マルホランド・ドライブ』(2001)

泣き女のパフォーマンス、ごらんあれ。



(2)『グッドモーニング、ベトナム』(87…トップ画像)

マイクを武器に「なにか」と戦った男の物語。

(3)『フォレスト・ガンプ』(94)



反戦集会で「とっても大事なこと」を発したはずのガンプだが、反対派のマイク妨害により、ちかくに居るものにしか「それ」は届かなかった。


※マイクが印象的なPVといったら、これかな




あすのしりとりは・・・
まい「く」→「く」ちぶえ。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(254)』
コメント (1)
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