Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(255)

2018-07-27 00:10:00 | コラム
くちぶ「え」→「え」き(駅)

可能なかぎり、どこへだってチャリで向かおうとする自分にとっては、電車・駅に縁があるとはいえない。

とはいえ。
この世界にふつうに暮らしている以上、利用することはあるわけでね。


好きな駅は・・・
地元の館林駅、
巨大な横浜駅、
(聖地スーパーアリーナの最寄りなので)さいたま新都心駅、
最も映画を観ていた時代、ほとんど毎日のように利用した渋谷駅、

・・・って、充分利用してんじゃん!!


物語の基本は、出会いと別れにあるといっていい。
駅は「人間交差点」と呼ばれることもあるくらいだから、舞台としては最適なのだよねぇ。


(1)『カリートの道』(93)

夢にまで見た楽園での暮らしまで、あと少し。

あと少し、だったのに・・・。



(2)『風立ちぬ』(2013)

少々やり過ぎ・・・とまでいわれた、主人公とヒロインの再々会。



(3)『フィッシャー・キング』(91)

駅の構内で繰り広げられる、夢のようなダンスシーン。

(4)『ヒューゴの不思議な発明』(2011)

駅の時計台に隠れ住む少年の冒険譚。

さすがはスコセッシ、流麗なカメラワークで駅の構内を紹介。
ただ真のテーマは後半にあり、深い深い映画愛に感動するのだった。



(5)『サイダーハウス・ルール』(99)

車で孤児院を去った主人公は、電車で戻ってきた。

ちょっとだけ登場する駅員さんこそ、原作者ジョン・アーヴィングである。


次回のしりとりは・・・
え「き」→「き」み(君・キミ)。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(256)』
コメント (2)
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