バックレる、夏。

居酒屋に大人数で宴会コースを予約したにも関わらず、電話もなし／電話をかけたとしてもつながらない・・・といったドタキャン問題が深刻だ―みたいなニュースを目にしたことがある。

気の毒だよなぁ、と思う。

提供するはずだった食べ物を「使いまわし」出来るのも当日くらいでしょう、しかし１日でさばける量なわけはなく。

確保している座席だって、もしキャンセルが早い段階で分かれば、もっと多くのお客さんを呼び込めたかもしれない。


誰かがイヤな思いをしている、苦労することになる―やっぱり、そういうことに頭がまわらない想像力の問題なんだべか。


うん、そうだと思う。


８月末からきのうまで、ウチのホテルで求人募集をおこなった。

面接担当は、マネージャーの自分である。

２０数人の応募があり、メールで何回かやりとりをしたあと「よさそうだな」と思った子と面接の約束を取りつけた。

その６人のうち３人が、バックレたのである。

まず想起したのが、前述した「居酒屋ドタキャン問題」だったというわけ。

きっと、やらかす連中は同じタイプなのだろうなと。


いや昔からバックレはあったよ、
そもそも求職中であったら複数応募するのが一般的だし、そうしたほうがよいと求人サイトでさえ煽っている。

でもさ。
面接の日程がかぶったり、先に採用が決まったりしたら、辞退するほうには連絡するのが筋なんじゃね？

自分だってそうしてたさ、それを伝えることなんて電話で３０秒で済む。

話すのが気まずいというのであれば、メールだっていい。
ほんとうはダメだけど、連絡なしよりはるかにマシだよ。


結局思うのは、その程度の常識もないヤツなのだから、雇わないで正解だ。

ということと、

こういうヤツが、居酒屋の予約をドタキャンするのだろうなってこと。


１２時間勤務のうえに面接のため２時間早く出社したのに、それでバックレされたら、唾くらい吐きかけてやりたくなるでしょう。

しかも、ひとりではなく３人も！！


「いまの子は…」って、いいたくないけどね。

いいたくないけど！！




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明日のコラムは・・・

『焼きまくれ』