36年12月8日生まれ・2009年6月3日死去、享年72歳。
アメリカ出身。
カンフーの使い手でもあったキャラダインさんは主にアクション映画で活躍、
若手のころはスコセッシ初の商業映画に出たり、
キャリア後期はQTの傑作でタイトルロール「ビルを殺す!のビル」に起用されたり、スクリーンに登場すると映画通がニヤリとする存在でしたが・・・
・・・その最期は、まことに語り難いというか。
でも症例?ではないな、法医学的な側面において重要だと思うので・・・。
確定ではないですが、キャラダインさんの死因は「自己愛性災害」と呼ばれるものです。
ものすごく大雑把にいえば、
「危険を伴う」次が大事です、「単独による」繰り返します「単独による」性的実践=自縛や自己発情窒息による死亡事故。
滞在先のホテルで、首と性器に縄が巻きつけられた状態で発見…部屋は内側から施錠されていた、防犯カメラに他者が入室したところなどが映ってなかったことから、窒息プレイによる事故死の可能性が高い、、、、とされています。
あぁ・・・。
でも思うのです、これが公表されたによって故人の名誉が汚されたわけではないと。
少なくとも自分はそう確信しています。
性の冒険は「犯罪に関与していないかぎり」自由だからです。
<経歴>
サンフランシスコ州立大学卒。
父は俳優で、ジョン・フォードの映画にも出演したジョン・キャラダイン。
キース・キャラダイン、ロバート・キャラダインは異母弟。
映画俳優デビュー作は、65年の『帰郷』。
72年―スコセッシがロジャー・コーマンの手引きで撮った初商業映画『明日に処刑を…』で、バーバラ・ハーシーの相手役を務める。
最後の、この場面!
スコセッシらしい―キリストの磔を髣髴とさせる―と思ったら、他者による脚本のト書きですでに記されていた(^^;)
アルトマンの『ロング・グッドバイ』(73)、スコセッシの『ミーン・ストリート』(73)、コーマン印の『デス・レース2000年』(75)や『爆走!キャノンボール』(76)、『原子力潜水艦浮上せず』(78)などのアク強めのインディーズでキャリアを築き、
80年の『ロング・ライダーズ』では、ふたりの異母弟とも共演。この時代の代表作といえるでしょう。
とはいえ主な活動は(カンフー物、あるいはガンアクション物の)テレビドラマ、
映画は『テキサスSWAT』(83)や『バード・オン・ワイヤー』(90)、『デストラクション/制御不能』(97)くらいなものでした。
そんな「忘れられたB級俳優」をキーパーソンとして起用するのだから、さすがQTだなぁ!!
2003年と2004年―アクション巨編『キル・ビル』『キル・ビル Vol.2』でヒロインの宿敵を熱演し、強烈なインパクトを残す。
しかし。
2009年6月4日、前述したように滞在中のバンコクのホテルで事故死してしまいます。
享年72歳、確認出来る遺作は『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』(2010)でした。
監督引退作で迷いに迷っているっぽいQTさん、
どうですか、キャラダインさんの伝記映画なんて悪くないんじゃないでしょうか。
あなたなら、このひとの最期を「敬意を表して」描いてくれる気がするのですけれどね。。。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(181)デヴィッド・ストラザーン』
アメリカ出身。
カンフーの使い手でもあったキャラダインさんは主にアクション映画で活躍、
若手のころはスコセッシ初の商業映画に出たり、
キャリア後期はQTの傑作でタイトルロール「ビルを殺す!のビル」に起用されたり、スクリーンに登場すると映画通がニヤリとする存在でしたが・・・
・・・その最期は、まことに語り難いというか。
でも症例?ではないな、法医学的な側面において重要だと思うので・・・。
確定ではないですが、キャラダインさんの死因は「自己愛性災害」と呼ばれるものです。
ものすごく大雑把にいえば、
「危険を伴う」次が大事です、「単独による」繰り返します「単独による」性的実践=自縛や自己発情窒息による死亡事故。
滞在先のホテルで、首と性器に縄が巻きつけられた状態で発見…部屋は内側から施錠されていた、防犯カメラに他者が入室したところなどが映ってなかったことから、窒息プレイによる事故死の可能性が高い、、、、とされています。
あぁ・・・。
でも思うのです、これが公表されたによって故人の名誉が汚されたわけではないと。
少なくとも自分はそう確信しています。
性の冒険は「犯罪に関与していないかぎり」自由だからです。
<経歴>
サンフランシスコ州立大学卒。
父は俳優で、ジョン・フォードの映画にも出演したジョン・キャラダイン。
キース・キャラダイン、ロバート・キャラダインは異母弟。
映画俳優デビュー作は、65年の『帰郷』。
72年―スコセッシがロジャー・コーマンの手引きで撮った初商業映画『明日に処刑を…』で、バーバラ・ハーシーの相手役を務める。
最後の、この場面!
スコセッシらしい―キリストの磔を髣髴とさせる―と思ったら、他者による脚本のト書きですでに記されていた(^^;)
アルトマンの『ロング・グッドバイ』(73)、スコセッシの『ミーン・ストリート』(73)、コーマン印の『デス・レース2000年』(75)や『爆走!キャノンボール』(76)、『原子力潜水艦浮上せず』(78)などのアク強めのインディーズでキャリアを築き、
80年の『ロング・ライダーズ』では、ふたりの異母弟とも共演。この時代の代表作といえるでしょう。
とはいえ主な活動は(カンフー物、あるいはガンアクション物の)テレビドラマ、
映画は『テキサスSWAT』(83)や『バード・オン・ワイヤー』(90)、『デストラクション/制御不能』(97)くらいなものでした。
そんな「忘れられたB級俳優」をキーパーソンとして起用するのだから、さすがQTだなぁ!!
2003年と2004年―アクション巨編『キル・ビル』『キル・ビル Vol.2』でヒロインの宿敵を熱演し、強烈なインパクトを残す。
しかし。
2009年6月4日、前述したように滞在中のバンコクのホテルで事故死してしまいます。
享年72歳、確認出来る遺作は『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』(2010)でした。
監督引退作で迷いに迷っているっぽいQTさん、
どうですか、キャラダインさんの伝記映画なんて悪くないんじゃないでしょうか。
あなたなら、このひとの最期を「敬意を表して」描いてくれる気がするのですけれどね。。。
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明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(181)デヴィッド・ストラザーン』
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