Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

リュックを洗おう。

2021-08-06 00:10:00 | コラム
チャリ通勤時に背負っているリュックサックは、ユニクロで買ったやつ。

丈夫なので5年以上使っている、なんの変哲もない迷彩柄。


リュックと密着する背中が最も汗をかき、だから冬でも着替えが必要。

Tシャツは着替えれば問題ないが、それでも少し自分が臭いなぁと感じるときがある。

リュックを追いやると臭いは消えて、背負うと臭う。

これか!と合点がいく。

帰宅後、画像のようにハンガーにかけてファブリーズしてはいるのだけれど、限界があるというわけね。

よし、洗濯しようと。

そういえば。
5年間、いちども洗濯したことなかったのだった!!

というか、リュックやバッグを洗うという発想がなかった。

「そうなる前」に、買い換えていたものだから。


そして洗濯―なんとなく不安がよぎったので(^^;)、リュックのみで洗ってみる。

不安的中、え!? と驚く泥水的な……。


翌日から、どこからも臭わなくなった47歳のチャリダーなのでした。

ときどき洗わなくちゃいけないってことなのね、知らなかったな~。。。


※よい曲ですよね



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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(274)前田敦子』
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映画スタッフ別10傑(24)ラウール・クタール

2021-08-05 04:04:02 | コラム
~ラウール・クタールのキャリア10傑~

映画学校に通っていたころ、ヌーヴェルヴァーグを信奉する一派とアメリカン・ニューシネマを聖典とする一派に分かれていました。

もちろん自分は後者、
これは偏見ではないと思うのだけれど、前者は後者よりインテリというかね、それがまたムカつくというか笑

根っこは同じ映画好きなのだから仲良くすればいいのにね、不毛だとは思うけれど、わざわざ派閥を作って争うのがヒトの性のような気もする。

ヌーヴェルヴァーグといえば、その先頭を走っていたのがゴダールとトリュフォー。
このふたりの映画の撮影を担当していたのが、本日の主役クタール。

写真家としてキャリアをスタートさせ、50年代後半から映画の世界に。
仏映画を代表する映画人としてヌーヴェルヴァーグを支えつづけました。

享年は、92歳。


(1)『気狂いピエロ』(65)

引用元を知らなくとも、鮮烈な映像を観ているだけで飽きないはず。




(2)『突然炎のごとく』(62)

ただ、映像の好みでいうと本作がダントツ。

演出も演技も、そしてカメラさえも自由。




(3)『アルファヴィル』(65)

ゴダールによる傑作SF。

未来都市が舞台だがセットではなく、すべてパリ市街で撮ったという。

捉えかたに気を配れば、そのまんまでも未来を描けるってことか。なんかすごい。


(4)『女は女である』(61)

ゴダールのなかでいちばん好きな作品。

ミュージカルを批評したミュージカル映画、、、なんていう小難しいことを考える必要はなし、アンナ・カリーナがひたすらかわゆいのです。


(5)『黒衣の花嫁』(68)

トリュフォーが監督し、ジャンヌ・モローが主演した復讐譚。

でもあらすじよりも、モローの脚を捉えるショットが異様に多くてそこが気になってしまうのだった。




(6)『Z』(69)

社会派コスタ=ガヴラスによる政治サスペンス。


(7)『マックス、モン・アムール』(86)

大島渚×ランブリング×チンパンジー。
なかなか攻めた物語の割には話題にならなかった、評価もイマヒトツ。

でも嫌いじゃない。




(8)『勝手にしやがれ』(60)

ゴダールとの初タッグ作。

ほぼすべてのショットが格好いい、当時の衝撃って凄まじかったのだろうな~。




(9)『ピアニストを撃て』(60)

トリュフォーによる、ノワールな雰囲気たっぷりの映画。

当然、モノクロの映像は陰影に富んでいてとっても美しい。


(10)『軽蔑』(63)

ハリウッド隆盛に対するゴダールの皮肉が詰まった、「映画についての映画」。

同級生はこのあたりに共鳴し、ヌーヴェルヴァーグ一派と化したのだと思われる笑

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明日のコラムは・・・

『リュックを洗おう。』
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やっぱり愛想は大事です。

2021-08-04 00:10:00 | コラム
某日―。

ウーバーイーツあんちゃんの危険運転により、危うく交通事故を起こしそうになる。

急ブレーキをかけた自分に対し、彼は一切声をかけることなく走り出した。

…ここなんだよなぁ、たとえ無謀な運転だったとしても、一声、たった一声ですよ、すいませんとか、大丈夫ですかとか、一声を発してくれさえすれば、それだけで不愉快な思いをしなくて済むのになぁ!!


某日―。

職場の、とある作業で(自分のほうが動きが遅いから)後ろで待つ工員に順番を譲ったら、それが当然とでもいうように「なにもいわず」動き出した。

細かいことだけれど、ここで一声も発せられないひとって、お里が知れると思っちゃう。


ウーバーも工員も、自分だけで地球が回っていると思っているんだろう。
その中心に居るのは自分自身―それはまちがった認識ではないけれどさ、こういうことの積み重ねによって、要らん衝突が起きるという想像力が働かんのか。


とりあえず「すいません」といっちゃうひとを「いかにも日本人で…」と批判しちゃう時代もあったけれど、
なーーーんもいわないひとより、それで滞りなくコトが運ぶのであれば、そんな日本人でよかったと思うくらいだけどね自分は。

そう思わん?


※映画『真夜中のカーボーイ』で最も印象に残るのは、ジョン・ヴォイドがラッツォ(ダスティン・ホフマン)を見つけたときの笑顔だな~


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『映画スタッフ別10傑(24)ラウール・クタール』
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ゲットはしたけれど。。。

2021-08-03 00:10:00 | コラム
9月19日に開催されるMMA興行『RIZIN.30』(さいたまスーパーアリーナ)のチケットを入手、

いつものとおりワクワクが止まらない、行く気満々だが、どうしたって気にかかるのが都内におけるコロナの感染状況で、これじゃあいつになってもさいたまを満員に出来ないし、無観客の可能性も想定しておかなければならず、率直にいって五輪の結果も「なんとなく」把握する程度だったりする。

フジロックは開催の方向だが、「酒の販売」だけでなく「飲酒そのもの」を禁止することを発表。

それぞれの運営が様々な対策を打ち出して、なんとか興行を回そうともがいている。

でも、もっと小規模な催し―たとえば市の花火大会とか、それこそウチの団地の夏祭りとかは、去年同様に中止が決定している。

チケット入手してワクワクすると同時に、やはり後ろ暗さもあって。
なんか申し訳ないな、こんなにはしゃいでいていいんだべか? みたいな。

そもそも映画1本観る行為だって一昨年までとはちがう。
ちょっとだけ悪いことしている感覚が、なんとなくついてまわるのですよ。

そこへきて帰省や「県を越えての行楽」などの自粛をお願いされているときたもんだ、
そのお願いを素直に聞き入れることが出来ない最大の要因が五輪であって。

そう単純な話でもない気がするが・・・
その催しに興味があるひとが賛成し、ないひとは反対する。
みたいなところがあって「分断、のようなもの」が、ここまではっきりと表出してきたのは、自分にとっては初めての経験ですよ。(多くのひとがそうなんでない?)


ギスギス感は、日常生活のレベルだけでたくさんだよね。

いったい出口は、どこにあるのやら。

出口が見えているひと、居ます?

少なくとも自分は未だ見えません。。。




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『やっぱり愛想は大事です。』
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麦茶くらいは沸かせるよ

2021-08-02 00:10:00 | コラム
これだけ暑いし、チャリ通勤は片道20kmを超えるので、リュックのなかには着替えと、麦茶の入った水筒と、それだけでは足りないから麦茶を入れたペットボトルが入っている。
ペットボトルのを飲み終えたら、水筒から継ぎ足していく感じ。

先日―職場の喫煙室で「麦茶の継ぎ足し」をしていたらば、「それ自家製ですか」と問われた。

「えぇ、そうですよ」
「すごい!」
「いやいや、沸かすだけですもん。水出しはもっとラクでしょうけれど、古い人間なんで、沸かしたほうが安心出来るんです」
「それでも面倒だから、自販機で買っちゃうんですよね」
「まぁ気持ちは分かるけど、自分の場合、仕事で外に出ているときは、可能なかぎりお金を使わない主義ってだけです」
「へー!」

実際そうなのよ、
それでなくとも金遣いが荒く、貯えなどない…ゆえにコロナ事変が起こった途端に窮地に陥ったわけでね、麦茶くらい沸かすし、米くらいは炊きますよと。

料理下手の自分が沸かしても、麦茶は美味しく出来上がる。

当たり前じゃねーか、、、とも思うが、やっぱり麦茶はすごいって話ですよ。

ガキのころ砂糖を入れて飲んでいた記憶もあるが、このまんまがいちばん美味しいですね!!


※アサヒからサントリーへ。
本名が門脇麦だからね、麦ちゃんは引退するまで麦茶のCMオファーが絶えそうにありません。

松島トモ子さんを抜くかな!!



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『ゲットはしたけれど。。。』
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