僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

送られてきたデータ

2022年02月13日 | SF小説ハートマン




空気が澄んでいる

いつものように東南東に電波望遠鏡を向け
ハートマンの信号を探す
繰り返される単調で成果の見つからない作業だった

D4-QPに監視を任せコーヒーを求めて席を離れた時
微かな異常を告げるLEDが点滅を始めた
警報レベルではないが、いつもとは明らかに異なる信号を捉えているのだ

セクションのシステムは直ちに解析を始める


D4-QPは、2次元の地図データのようですねと言いながら
信号のバグを取り除き1枚の鮮明な画像をプリントアウトした





一人のスタッフがバグデータの中に言語らしきものを発見したと報告する
どうやら何かのマニュアルのようだ…




って事で、前置きが長めになってしまいましたが
始めます


慎重に切り抜くことから始めます




接着のりしろが小さいのでめっちゃやりにくい
でも形が見えてくるとやる気も膨らんでくるね


そして、やがて…

 

2時間を経過した頃

それは生まれたのでした





こうゆうの考える人って

すごいね。。






















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