今日は七夕、ロシアではイワン・クパーラの日です。
旧暦ですと6月24日、ヨーロッパでは聖ヨハネ祭。イワンはヨハネのことです。聖ヨハネ祭
と同じようにイワン・クパーラの日も不思議なことの起こる日でした。
かつては川岸や丘の上で焚火がたかれ、人びとはそれを跳び越え、樽のたがなどを燃やして丘
からころがり落としました。うたって、輪舞し、明け方には水浴、露浴び・・・ この夏至の
時期には大地の力が最高になり、そこに生える薬草は超自然的な力をもつのでした。
薬草摘みはイワン・クパーラの前夜、アグラフェーナ・クパーリニツアの夜から行われます。
このイコンは知り合い(だった)ロシアのイコン作家の方に注文して、聖女アグラフェーナが
クパーリニツァ(セイヨウキンバイソウ)を摘む姿を描いてもらいました。
左側の下の方に生えているのがクパーリニツァです。ロシア人の植物好きに愛されています。
画像はこちら 2列目からです
北杜市の庭にもずいぶん前に植えたのですが、なくなってしまっているでしょうね。