今日は3月3日、雛まつりです。
「今年はぜひ一緒に行きましょう」
Tさんに誘われて、瀬谷の吊るし雛を見に行きました。
横浜市瀬谷区竹村町にある川口さんのお宅へ伺うと
玄関のベンチに赤い毛氈が敷かれ、早速、五人囃子のお出迎えです。
玄関には桃の花と菜の花が飾られ、応接間に入ると手作りの人形たちが
表情豊かに吊るし雛と一緒に飾られていました。
表座敷の二間に雛壇が飾られ、ご当主手作りの
吊るし雛がたくさん吊るされていて、圧巻です。
「一つの吊るし雛の数は50個なので一年がかりです」
ご主人が亡くなってから始められたとのことで、
毎年一つずつ作っているそうです。
華やかな別世界に入ったような、そんな空間を楽しみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c5/66965c0296b644a0f5e21741c1f3c469.jpg)
ご当主は裏千家茶道をなさっていて、若いお弟子さんたちが
薄茶席を担当していました。
築120年の味噌蔵を改造した「茶蔵庵(さくらあん)」という
茶室で薄茶を友人と頂きました。
太い梁のある天井が高い六畳の茶室には炉が切られ、
味噌蔵とは思えない落ち着いた佇まいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b5/83cd2cae310ef0e2ec3131d6769b800f.jpg)
もう一つ、庭の奥に「雲夢庵(うんもあん)」という
扁額のかかる茶室があり、拝見すると三畳台目出炉で、
にじり口の位置が違いますが、三渓園春草廬と似ている作りです。
こんなにお近くに素敵な茶室のある川口邸があったことを知り、
驚きました。
毎年、春と秋に百名のお客さまを招いて
二つの茶室で茶会を催していたそうですが
「身体を壊してから出来なくなりました・・」と、ちょっと淋しそう。
でも、毎年吊るし雛を見に来るお客さまが千客万来で
とてもお元気そうで何よりです。
また、来年も伺いたいと思いました。
(次へ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
「今年はぜひ一緒に行きましょう」
Tさんに誘われて、瀬谷の吊るし雛を見に行きました。
横浜市瀬谷区竹村町にある川口さんのお宅へ伺うと
玄関のベンチに赤い毛氈が敷かれ、早速、五人囃子のお出迎えです。
玄関には桃の花と菜の花が飾られ、応接間に入ると手作りの人形たちが
表情豊かに吊るし雛と一緒に飾られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/11/ff1905cdb94e22ab18037bc319ad0cab.jpg)
表座敷の二間に雛壇が飾られ、ご当主手作りの
吊るし雛がたくさん吊るされていて、圧巻です。
「一つの吊るし雛の数は50個なので一年がかりです」
ご主人が亡くなってから始められたとのことで、
毎年一つずつ作っているそうです。
華やかな別世界に入ったような、そんな空間を楽しみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/c5/66965c0296b644a0f5e21741c1f3c469.jpg)
ご当主は裏千家茶道をなさっていて、若いお弟子さんたちが
薄茶席を担当していました。
築120年の味噌蔵を改造した「茶蔵庵(さくらあん)」という
茶室で薄茶を友人と頂きました。
太い梁のある天井が高い六畳の茶室には炉が切られ、
味噌蔵とは思えない落ち着いた佇まいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b5/83cd2cae310ef0e2ec3131d6769b800f.jpg)
もう一つ、庭の奥に「雲夢庵(うんもあん)」という
扁額のかかる茶室があり、拝見すると三畳台目出炉で、
にじり口の位置が違いますが、三渓園春草廬と似ている作りです。
こんなにお近くに素敵な茶室のある川口邸があったことを知り、
驚きました。
毎年、春と秋に百名のお客さまを招いて
二つの茶室で茶会を催していたそうですが
「身体を壊してから出来なくなりました・・」と、ちょっと淋しそう。
でも、毎年吊るし雛を見に来るお客さまが千客万来で
とてもお元気そうで何よりです。
また、来年も伺いたいと思いました。
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