通勤特急

短距離ならスクーターのような通勤快速でも構わないのだが、こう長距離通勤となると、少しでも楽で且つ燃費の良い物でないとね。
今月は歩きの出張で半月潰れたので、帰ってきてから忙殺され、高速を使いまくりなため車とGLに偏重してしまった。
おかげでガス代が目も当てられないことになってしまった。車の走行距離をYBRで置換すると、今月だけで3万円は余計に払ってしまった計算になりそうだ。
逆に3万円の中古YBRでも買えば、単月で取り戻せるという考え方をしても良いかもしれない。

気を取り直して久々にYBR125Kで帰宅した。無印から乗り換えるとフルパニアに戻したこともあって、やっぱり重い感じがしてしまうが、雨の日の箱の安心感はいいな。防水バッグももう一度新しいのを買うかとも思うが、箱のが楽だ。
オイル交換してから乗ってなかった事もあって、まだ新しいオイルのせいか非常に調子が良い。それだけでなく調子がいいのが何故か理由が分からないのだが、この所Ｋのスピードが明らかにアップしている。明らかにと書くには当然再現性のある数値データを伴っての話なわけだ。ある程度以上の距離を走るときはGPSで記録を付けることにしているのであるが、今回など通勤時間が初めて6時間を切った。無印ではあり得た時間だが、Ｋでこの速さは何かおかしい。

数値を伴わない体感の方で話をすると、ちょっと前に、「憑き物が取れた感」を感じた時があったというのを日記に書いたような気がするのが去年だったか今年に入ってだったかもう憶えがないが、YBRって、3万か4万キロ辺りで真の慣らし終了、本当のパワーが出始める時が来るというのがあるような気がする。まあ無印とＫの2台、2個体でしか経験していない話にしかならないけれど。
これ、何なんだろうなあ？もしかして、マフラー内部構造が段々腐って穴が開いて、抜けが良くなる結果だとか、そんなんもあるのだろうか。でないと無印が10万キロを越えてから更に走るようになったなんてのも、エンジン単体が走れば走るほど良くなるわけもなさそうだし。むしろ確実に消耗は進んでいるはずだ。

大型トラックのエンジンは100万キロを超えてからが本領発揮だという話を聞いたことがあるが、YBRエンジンは10万キロを超えるまでは、未だ雌伏の時なのかもしれない。謎の耐久性だ・・・。

ちなみに今回の燃費は44.3km/Lで、Ｋにしては普通、平均速度が高かった割に悪くなかったという数字だった。
一週間乗らなかったので、最初満タン離れが早いのを見た時には、放置期間中にタンクから燃料蒸気が抜けて減ってしまったかと焦ったが、最終的には悪くなかった。
下道インデックスも１を越えたので満足しよう。

さて、道路も乾いてきた。今日は少しフィールドをこなすとしよう。でもまた降りそうだな。山沿いは諦めるしかなさそうだ。