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また夏が近づき、YBR125(無印)に乗り始めてから節目の7年を過ぎた。メインマシンの座をYBR125Kに譲ってからは、稼働率も私の車やバイク全体の年間走行距離に対して1/3~1/4ほどに低下して、ぼちぼち乗っている状態に落ち着いている。
それにしてもよくも7年も乗れたもんだと思わなくもない。そしてまだ乗れなくなる気配がないのもすごいもんだ。
そんな、7年間まとめをしてみたいと思う。
まずは、これまでの導入から1年ごとの走行距離をグラフにしてみた。
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メインで乗ってる時は年間2~3万キロ程度が続いたが、サブに落としてからは1万キロ前後でぼちぼち乗っているだけだ。放置しても朽ちていくだけなので、全然乗らないはもったいない。既にメインの足が確保できているので、この程度で使いながら、いつ終わってもおかしくないつもりで寿命を待つのが美味しい使い切り方になるのではなかろうかと、ゆっくり乗っていくことにしよう。
年イチのこのまとめ、昨年までの経過はYBR125に6年間乗ってみたにある。そこから1年間、ブレーキパッドが減ったのでとりあえず使い古しでやり過ごしてから新品にしてみたり、Kで使い古したイリヂウムプラグを完全終了になるのは一体いつなのか実験的に使い続けてみたり、さすがに長く使った電球も切れる時期がやってきたりと、距離なりのメンテナンスを続けてきた。
そんな一年を加えた7年間のトータルは、走行距離が134,772kmで、それに費やしたガソリンが2,872リットルの420,641円だった。いまだにガソリン代が50万円に達していないのは、なんとも燃費の良いことだよ。
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そんな燃費を1年区切りで描いたグラフが上の図となる。徐々に伸びているのが、マフラー内部の腐食で抜けが良くなっているとか、そんなあたりにしか理由を思いつかない。しかしこのままのペースで伸びて行くと、来年か再来年には年間平均燃費が50km/Lを超す見込みなのも、とても楽しみな傾向である(マジかよ?!)。
但し、燃費が伸びる以上に最近はガソリン代の上昇が激しい。そのため6年目の走行単価が3.2円/kmだったのに対して、7年目は3.3円/kmであった。だが、より燃費の悪い四輪車ではこの負担が更に増しているため、一人乗りの時や、道が凍っていない限りなるべく車の使用を控えてバイク使用に重きを置くよう対策したりもしている。ガソリンが下がる気配がない今後将来に渡って、YBRの重要性は増すばかりだ。
車両導入 20万円
ガス代 42.1万円
メンテ費 33.6万円
任意保険 2.8万円
税金 1.1万円
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合計 99万6千円
おお、なんとギリギリ100万円かかっていない。これを7年間で割ってみると14万2千円/年、走行距離で割ってみると7.4円/kmとなった。
思えば最初の頃、まだ国内を走るYBRの台数が少なかった時に、輸入バイクはパーツ供給が不安定で2ヶ月待ちになるものがあるとか、いつ輸入がストップするか分からないなんて言われていたものだが、すっかりメジャーな車種になって毎年新車が入るようになった今、パーツの国内ストックも豊富になって細かい物でもすぐ届くようになったし、時間があるときには中国から直輸入で安く買っておくこともできるので、パーツに関しての不安は消えた。
次に来そうな大型メンテスケジュールも、一年当たりの走行距離が減ったためしばらく無さそうだし、どうやら当面はダラダラ乗り続けられそうだ。
実際の所、国産車でもこんなに長く乗り続けられたものは思いつかないなあ。小型バイクなんて消耗品扱い、せいぜい一括償却の対象でしかないかと思っていたもんだ。
というわけで、YAMAHA YBR125の8年目が始まった。
こうなると、いよいよ朧気ながら10年運用が見えてくる。そんな事を言うと壊れるってもんかもしれないけどさ。
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