ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の南西にある蓼科山山麓ではヤマトリカブトの花が満開です

2013年09月05日 | 旅行
 長野県佐久市の南西の端にある、標高2093メートルの大河原峠に行ってみました。

 大河原峠からさらに西側に向かう山道は蓼科山山麓を回る山道です。10月ごろには、紅葉が美しい山道となり、知る人ぞ知る、隠れた人気スポットになります。

 霧が出たり、小雨が降ったり、少し晴れたりと変わりやすい天候です。晴れ間が出た時に見える蓼科山山麓の森です。ダケカンバかシラカバの木々です。



 蓼科山は標高2530メートルの独立峰の名山です。

 山道沿いの斜面に、濃い紫色のヤマトリカブトの花が咲いています。





 鮮やかな濃い紫色は目立ちます。根などに有毒な成分を持つ野草ですが、漢方薬の原料としても利用されています。



 ミネウスユキの花も所々に咲いています。花期の最後のようです。



 山道の小さな渓流沿いに、サラシナシウマの花が咲いています。小さな白い花が多数集まって咲いています。



 サラシナシウマの花に、小さなガやアブなどが群がっています。どのサラシナシウマの花にも多数の昆虫が集まっています。

 蓼科山山麓を回る山道の木々は見た目はまだ夏の感じです。天気がよければ、オオルリやビンズイ、ミソサザイなどが鳴く場所ですが、野鳥はほとんど鳴いていません。

 晩夏から初秋に移る季節の山道は静かな山奥でした。次は紅葉を見に来たいと思います。