ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県上尾市の上尾丸山公園で、ベニマシコを遠目に観察しました

2015年03月12日 | 季節の移ろい
 埼玉県上尾市大字平方にある上尾丸山公園は、「水と緑の調和」がモチーフの大きな池を中心にした大きな公園です。

 上尾丸山公園の中央には東西方向に細長い大池(少し湾曲しています)が設けられているために、公園自身も東西に細長い形です。

 その細長い大池です。



 カルガモやカイツブリなどが水量豊かな大池の水面を泳いでいます。

 東西方向に細長い大池の北側には、いくらか水量がある疎水(小川)が流れています。春の小川という雰囲気が感じられます。



 その疎水のよく手入れされた土手の地表の草原に、ツグミやシジュウカラ、エナガなどが点在してエサを探しています。

 そして、疎水の周囲に生えている木々に、モズが数羽います。



 このモズは時々、留まっている枝から別の木の枝に移動します。



 地元の野鳥観察愛好家の方々に「ベニマシコが来ている場所はどの辺でしょうか・・」とお尋ねすると、「疎水にかかる木製の橋の近くの枯れ野に登場する」と教えていただきました。

 そのお教えいただいた枯れ野近くで待っていると、すぐに数羽のベニマシコが出てきました。



 しかし、ある一人の野鳥観察者の方が近づき過ぎたために、数羽のベニマシコはすぐにヤブの中に逃げ込み、その後は出てきません。

 上尾丸山公園の北側を西から東に流れる疎水の向かい側に背の低いネコヤナギの木が密に植えられた場所があり、そのネコヤナギの芽を食べているように見える、数羽のベニマシコがいました。





 疎水を挟んで、対岸のネコヤナギの木々まで距離がいくらかあります。残念ながら、数羽のベニマシコを遠目に観察しました。

 春本番が近づき暖かくなると、ベニマシコは本州を北に向かって移動するようです。埼玉県内の公園で、ベニマシコを観察できるのも今のうちです。次回は、もっと間近で観察してみたいです。