本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

憂え力:松山情報発見庫#松山情報発見庫#72

2005-02-04 04:40:52 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
CROSS BEAT2005 3

「音楽の可能性」探求③

最近憂えていますか?最近悩んでますか?
→問題はすぐに解決するだけが解決じゃない。
こういう考えが人生に、たまには必要なんじゃないかと思います。
思えば、最近悩んでいなかったような気がします。
早急に、ポジティブに。こればかりが先行していたような。

生の感情ののうねり。
心が立体的に曲がりくねるような苦しみ。

こいつらを最近、見放していたよな。
もちろんすっきりすんなり幸せに生きれりゃいい。
でも人生それだけじゃ浅いような気がする。
深みのあるセクシーな人生には憂えること。悩むこと。苦しむことは必須のオードトワレではないだろうか?

そんなことに思いをはせてくれるのは、
CROSS BEAT2005 3にて110ページからインタビューされているブライトアイズというアメリカのインディーズグループのボーカルの言葉、そして彼らの音楽だ。

彼はインタビューの中で今のアメリカについてこう言っている。
:僕はまだこの国を諦めたくない。この国の素晴らしいところは、どんな状況に陥っても自力で回復する力を持っているってこと。それは今までのアメリカの歴史が証明してくれることだ。政治的には現在凄く極端な状況におかれている。だってさ、一部の金持ち階級が妄信的にアメリカのリーダーを信じてるわけだろ?僕はそんなの、ずっと続くわけないって信じてる。もっと多くの人たちがいつか正気を取り戻してくれたら、変化が訪れるはずだって希望を捨ててないよ。

と。プラス思考、ポジティブ思考だけでは危ない。
時には悲観的に現状を切り込むことによってこそ本当のポジティブネスが開花することだってあるんだ。
憂えることによって、つるりと本当の姿が現れる事だってあるんだ。

ポップスを通してでもいい。
たまにはぷち哲学してみてもいいんじゃないだろうか?


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クリエイティビティのレベルアップのために必要なこと2つ!!:松山情報発見庫#71

2005-02-04 00:45:14 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
CROSS BEAT2005 3

「音楽の可能性」探求②
音楽の可能性第2段。
今回は、その成功哲学性。というか哲学的性格に眼を向けてみたい。
音楽、ましてそれが洋楽となれば、成功哲学本を読むよりダイレクトに成功者の声が聴ける。
というより、成功者の心の中を追体験できる。
こう考えれば洋楽を聴くことは、「世界で成功している人の生の声を聞くこと」ともいえる。

今回は前回と同じく、CROSS BEAT2005.03より、ベック〈Beck〉の言葉を取り上げたい。
彼は、たまに自分に似てるといわれること。
そのチャレンジングな姿勢などから前から好きな歌手だ。
彼のLOSER〈負け犬〉という曲は、以前取り上げた高橋がなりに通じる歌で面白い。

さて、今回この雑誌の中で彼は、「クリエイティビティであるために大切なこと2つ」〈37ページより〉を述べている。
少し長いが面白いので引用したい。


何より大切なのは、あらゆるものに絶えず興味を持つことなんだ。「みんな見て見て、僕ってこんなに面白いんだよ」って、自分に対する興味を維持しようと努力するんじゃなくて、・・・・・それより君を含めて他の人たちがやってることに興味があるんだ。今日本では何が起こってるのか、このLAにいればここから学べることは何かってこと。わかるだろう?
要は、自分がすべてを知っているなんて決めないことが大事なんだよ。「俺はロック・スターだ、成功の秘訣は知り尽くしてる」なんて思い始めたら、たちまち壁にぶつかって、身動き取れなくなるからね。だから、絶えず眼を見開いて周囲に興味を持つようにしてるさ。

あと必要不可欠なのは、儲けがあるからやってるんじゃない、楽しみのために音楽をやってるっていう意識かな。勿論そこにはれっきとしたビジネス的側面が存在するけど、それはいつもこっちへおいておいて、自分の中で音楽が生まれる特別な場所を純粋に大事に守り続けていきたいんだ。それだけは何があっても守り通すように心掛けてるよ。

どうだろう?
音楽以外でも生かせるエッセンスが満載ではなかろうか?
世界に広がる音楽を作り出せるということは、いうまでもなく超一流の人たちなのだ。
そんな人たちの言葉を若者や、一部のファンだけに聞かせておくのはもったいない!
歌詞からも学べることも多いし、彼らの生き様から学べることも多い!
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