本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

顧客を虜にする商品をつくる6つの秘密。

2012-11-11 22:17:54 | New。2011。
ザ・ディマンド 爆発的ヒットを生む需要創出術
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社


顧客を虜にする商品をつくる6つの秘密とは?

1.偉大なディマンド・クリエイターは製品やサービスに不便、高価、不快、失望を与えるハッスルを排除、軽減する。

2.偉大なディマンド・クリエイターは優れた機能性とともに感情的高ぶりを追求する
(56㌻にウェグマンズの事例とともに説明があります。すばらしいのでぜひ読んでください。)
簡単に言うと、ウェグマンズに行くと、料理をする、食品と接する感情的高ぶりが味わえるようになっているという事です。

3.偉大なディマンド・クリエイターは、すべての社員をディマンド・クリエイターにする。
これは、58㌻に説明があります。圧倒的に優秀な経営者によりのみ支えられるビジネスという事ではなく、従業員ひとりひとりが、アイデア、サービスのプロフェッショナルとなる仕組みがウェグマンズにはあるということが学べます。

4.偉大なディマンド・クリエイターには「顧客の声に耳を傾ける勇気」がある。

5.偉大なディマンド・クリエイターは常に実験を怠らない。
65㌻より
マグネティックな製品の創出は一回限りの挑戦ではない。新しい興味、ニーズ、嗜好、問題が次々に登場し、顧客は変化する。新しいライバルの登場、テクノロジーの進歩、不況と好況を背景に、ビジネス環境も変化する。偉大なディマンド・クリエイターは、マグネティックな製品を売り出したまさにその日から更新と改善作業をはじめる。

6.偉大なディマンド・クリエイターはその独創性を守る
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需要をつくりだす資質

2012-11-11 21:16:07 | New。2011。
ザ・ディマンド 爆発的ヒットを生む需要創出術
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社


ディマンド・クリエーターたちは人々が買うものと実際欲しがっているものとのあいだに大きなギャップがある事に気づく。
ディマンド・クリエーター達が巡るステップとは、

1.マグネティック(Magnetic)
ー機能面と情緒面の魅力が需要を生み出す。
→抗いはたい魅力を持つ、興奮してそこら中にしゃべらずにはいられない製品が完成するまで、試行錯誤を繰り返す。
スティーブジョブズのそれが思い出される。
ディマンド創出の勝者となるのは、一番に市場に参入したものではなく、最初に市場の共感を創りだした者だ。

2.ハッスル・マップ(Hassle Map)
ー時間とお金をむだにする欠点を明らかにする

3.バックストーリー(Backstory)
ー見えない要素で魅力を強化する

4.トリガー(Trigger)
ー人々を夢中にさせ、購買の決断を下してもらう。

5.トラジェクトリー(Trajectory)
ー魅力を進化させ、新しい需要層を掘り起こす。

6.バリエーション(Variation)
ーコスト効率の高い製品多様化を図る。
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需要というもの

2012-11-11 20:53:30 | New。2011。
ザ・ディマンド 爆発的ヒットを生む需要創出術
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社


3㌻より

ディマンドとは、エネルギーの特殊な形態である。ディマンドが経済から市場、組織、はてはわれわれの財布に至るこの世界のありとあらゆる大小様々な車輪を動かしている。すべてがディマンドに依存しているのである。
ディマンドがなければ、成長は減速し、発展は停滞する。

7㌻より

アメリカでは何百もの人々がモノで溢れた家に暮らしているが、日々の暮らしには、失望や不自由さ、ややこしさ、リスクなど、あらゆる種類のハッスルが溢れ返っている。どれだけたくさんものを買い込もうと、本当に欲しいものと妥協して受け入れる商品やサービスの間には、まだ大きなギャップが存在する。(中略)
このギャップこそが新たなディマンドを創造する機会を提供してくれる。
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売れないマーケットでの売り方。

2012-11-11 19:52:02 | New。2011。
伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略
クリエーター情報なし
日本経済新聞社

以前取り上げた伊丹 敬之『経営を見る眼』
伸びない市場で稼ぐ!成熟市場の2ケタ成長戦略
エイドリアン・J・スライウォツキー,リチャード・ワイズ,佐藤 徳之,中川 治子
日本経済新聞社

このアイテムの詳細を見る
の著者がおそらく強く影響を受けているであろう書籍。


前提として、市場が成熟化し、今までどおりのやり方では、儲けるのが難しくなってきている。その中でどうすればいいのかということを豊富な事例とともに、解説している本。

市場が成熟してしまった背景は、ひとことで言うと、
製品が満ち溢れているにもかかわらず、BtoB、BtoCかかわらず、之までとかかわらず、製品軸の商品提供が繰り広げられていること。
著者がこの本全体で訴えているのが、
demand inovation需要の革新が必要だということ。
需要の革新のためには、製品軸ではなく、顧客のトータルな経済的課題というレンズで、現在の市場と顧客を見直すことが必要だとする。
つまり、自分たちが取り扱う製品からの発想ではなく、顧客が抱える緊急課題と最優先順位を理解し、之に答えようとすることが必要だとする。

具体的にどういうアプローチがディマンドイノベートに必要かというと、このブログ上ではあまり詳しく述べていなかったが、
対顧客、対市場において、コアビジネスを通じて、これまで培ってきた見えざる資産「隠れた資産」をいかに、周辺に転用することで新たな需要を展開するかということだ。

簡単に例を出すと、之まで医薬品の卸を行ってきた会社が之までの物流システムなどを生かし、顧客の院内での薬品管理システムを提案する。
そのために、之まで会っていた、購買担当より上の担当に会うという具合だ。

つまり、真新しい事業に進出するのではなく、これまでコアビジネスで培ってきた価値をいかに広げて需要を喚起できうるかということを考えるということが肝要ということだ。

この本の面白いのが、「どうすれば顧客の売上貢献につながるか?」ということを「顧客の最大の関心ごとを見極め」ながら行う。
つまり、自社での之までは気づいていなかったし、もしかしたら、過小評価しかしていなかった資産をいかし、顧客との関係性を、顧客へのアプローチの方法を変えていくという視点だ。

レビューだけを見るとえらい陳腐な本に見えるが、ぜひ読んでみてほしい。

(以上2007-10-08更新のブログよりの記事から)
次に読もうとしている「ザ・ディマンド』の著者と一緒の方という事で復習もこめて
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感傷的ではないもの/ティーナ・カリーナ 『あんた』

2012-11-11 18:40:39 | New。2011。
ティーナ・カリーナ 『あんた』


留まる事の無意味さ。何かを生み出さないという倦怠。
どうすればいいのか。どう動けばいいのか。頭をどうすれば、よりアクティブにできるか。
どうすれば、愛する人を守れるか。
強欲にならなきゃ。
丁寧に進歩していく。
攻撃性を丁寧に表していく。
ここにいる無意味さ。ただの甘えの結果。
何かを成長させなきゃ。
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若手経営者の中でも広がるLINE利用。

2012-11-11 15:12:32 | New。2011。
LINE仕事術 (日経BPムック)
クリエーター情報なし
日経BP社


アットコスメ運営のアイスタイル社長の吉松氏のインタビューより/


LINEは目的がなくてもスタンプで気軽に友人に絡んで行く事が出来る。
(中略)
LINEではそうしたライトなコミュニケーションを頻繁に続けられるので、FACEBOOKでつながっている人よりも、距離感が縮まっていく感覚を覚えます。

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