ソーシャルシフト―これからの企業にとって一番大切なこと | |
クリエーター情報なし | |
日本経済新聞出版社 |
ソーシャルメディアで共感される会社とは?
92㌻~
1.社会に対する自社の付加価値を見直すこと
→新しい時代にあわせて、自社ブランドのあり方を見直すことからはじめたい。そして、ブランド価値の本質、顧客との約束といったブランド哲学を全社員で共有すること
2.顧客に対する貢献姿勢を明確にすること
→一時的な利益ではなく、長期的に自社の利益に帰することを考える
3.信頼される企業になること
→信頼される企業になるには、自社ブランドのアイデンティティを明確にし、すべての顧客接点、社員接点を通じて、徹底した言行一致を実践する必要がある。
4.生活者と同じ視線で対話交流すること
5.社会に対する貢献姿勢を明確にすること
また興味深い記述内容として、
『スペンド・シフト』の著者、ジョン・ガーズマンの言葉として、
「消費者が企業やブランドに求めるものとして、05年から09年までの間に減退したのが、神秘的でなぞめいていること、自信に満ちていること、トレンディー、グラマラス(性的魅力)などの要素。逆に大きく上昇したのが親切で思いやりがあること、高品質、フレンドリー、社会的責任」
というものがある。
要するには、消費者目線で真摯にむきあうとうことが、かっこよさなどより重要となって来ているということだろう。