とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

東京都の豊洲市場問題

2016-09-11 13:33:20 | 社会
 築地市場の移転先となる豊洲市場で、都が土壌汚染対策に実施したとしていた盛り土が一部行われていなかったことが発覚した。ひどい話だ。政官財の癒着による大汚職事件のにおいがしてきた。

 かつては国ぐるみで汚職が行われていたが、批判が多くなり露骨にはできなくなってきた。そこで今は地方公共団体に舞台を移し汚職が行われているとしか思えない。昔から体質は全然変わっていないのである。

 このようなことが明るみにでると、オリンピックだということで建設費が増大したのもなんか嘘くさく感じられる。オリンピックを理由にぼろもうけを企む建設業界と、そこから何らかの形での見返りを得たい政治家との癒着によるものではないかという疑惑が出てもおかしくないのだ。

 さらに言えば、東日本大震災のときも建設費が増大した。ここにも何か裏があったのではないかと疑いを持ってしまう。

 今回の豊洲の問題の失望感は大きい。この失望感は疑心暗鬼を生み、日本社会に対する不信を増大させることになる。東京都、ならびにマスコミ、場合によっては検察も加わってのごまかしのない解明をお願いしたい。
コメント
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