とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

所信表明演説のスタンディングオベーション

2016-09-28 07:40:22 | 政治
 安倍首相の所信表明演説の際、自民党議員がスタンディングオベーションをしたことについて問題になっている。私もニュースで映像を見て大変異様な感じがして、嫌悪感を持った。

 スタンディングオベーションが日本の国会にはなじまないとか伝統がないという意見もあるようだが、私はスタンディングオベーションが本当に感動してのものならばやってもいいと思う。国会だって変わるべき時は変わってもいい。しかし今回のものはあきらかに事前に打ち合わせのあったやらせであった。あの瞬間の安倍氏は金正恩と同じように見えた。いつのまにか日本は安倍独裁が始まったのかと感じさせれたのである。この異様なイメージは後々まで残るであろう。

 スタンディングオベーションが起こったのは安倍氏の
「今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が任務にあたっています。彼らに対し、今、この場所から心から敬意を表そうではありませんか。」
という発言の後だった。海上保安庁や警察、自衛隊の人たちの貢献に異論はありませんが、国のために働いているのは彼らだけではない。この発言後のスタンディングオベーションには別の意図が働いていたのではないかということが想像してしまう。この得体の知れない権力こそが軍国主義につながっていくのではないかという懸念を持ってしまうのである。

 安倍氏は外交面でかなり頑張っていると思う。しかし経済政策は何も結果をだしていない。なによりも心配なのは言動が「おこちゃま」すぎるということだ。ぜひ、日本人だれからも尊敬される総理大臣になってほしい。

 ついでに言えば、自分もスタンディングオベーションしておきながら、次の日ちゃっかり、
「あれはないよね。」
 と言ってのける、小泉進次郎も「おこちゃま」だね。
コメント (1)
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