橋下徹氏が『あさチャン!』に出演し、「財政破綻覚悟」で対策すべきだと言っている。一方ではこんな時でも経済活動をとめるべきではないと言っている。結局何を言いたいのかわからない。
橋下氏が言いたいのは政治は覚悟が必要だということのようだが、ただ自己主張を早口でまくしたて、他人に発言のすきを与えないので、論理が通っているのかわからない。しかも自分に批判的な人に対しては罵詈雑言である。このような議論が成立しない人間がトップにいたらと想像するとぞっとする。
日本の現状の経済状況は借金が膨らんでいて財政出動ができない状況なのであろう。麻生太郎氏はそれを守ろうとしているのだろう。だからここまでしぶっていたのだと考えるのか自然だ。この危険な経済状況を作ったのは「アベノミクス」である。今、日本はぎりぎりの経済状況で綱渡りをしている状態なのだ。下手なことをしたら財政破綻が現実になる。「覚悟」どころではない。
今、日本は本当に崖っぷちに立たされているのだ。だからこそ専門家の冷静な議論と、その議論を見極めて冷静かつ強いリーダーシップが必要なのだ。橋下徹氏のような冷静さの欠く、議論のできない自己主張だけの人間は、今は面倒くさいだけだ。
橋下氏にお願いしたいのは、発言の機会は平等にあるべきであり自己主張だけしないでほしいということと、他人をバカ呼ばわりしないでいただきたいということである。橋下氏には実行力があり、その意見には貴重なものも多い。だからこそ議論を深めて実行の伴う提言にまで高める努力をお願いしたい。
なんでも「お札をジャンジャン印刷してどんどん配ればいい。それが政府の責任だ」と言ってましたね。
それに対して柳澤秀夫氏が「財源は?」と質問したら、何かほかのことをとーとーとまくし立てて、最後にちょっと財源のことを付け加えて誤魔化していましたね。
彼の話をちゃんと聞いていない国民は、あのまくし立てで「そうだ!」と思うんでしょうね。
勝手、読売の渡邉恒雄氏は「ナチスだったかヒットラー」のようだと評していましたし、毎日新聞の重鎮・岩見隆夫氏が「行儀が悪い」と言ってましたが、彼、両者には罵詈雑言は返せませんでしたね。
私はアメリカの弁護士がどんな存在なのかは知りませんが、古い時代から存在し、現在も山のようにいる
対座する相手を打ち負かす弁護士をイメージするのですが、彼はそれそのもののスタイルだと思います。
示談交渉による解決を看板にした弁護士だったようですし。
私のブログで紹介したいページが見つかりませんでしたが、ひとつ読売の社説を見つけました。
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https://blog.goo.ne.jp/goo221947/e/7f4c9fdae949f649535fa37678698b4c
私のブログに近年、「こんな矛盾したことを言っていた」と書き込んだ大阪人が居たと思いますが、その場その場のアジテーターの才能はあるんでしょう。
安倍晋三氏と菅 義偉氏のお気に入りのようですね。憲法をいじるのに彼のパワーを使いたかったっでしょう。もうその夢は潰れたと思いますが(笑)
彼の話を冷静に聞く国民は橋下徹氏を支持しないと思います。