今年の秋ドラマは『ドクターX』と『グランメゾン東京』という「失敗しない」定番作品があり退屈しなくてすむ。そこにもっとおもしろいドラマが出現した。『同期のサクラ』だ。遊川和彦さんのドラマは主人公が変わっていて設定が無理があり、それにとらわれすぎてちょっと疲れる時があるのだが、『同期のサクラ』はそれを超えるおもしろさがある。今回のドラマは安心して見ることができる。
主演は高畑充希。大手ゼネコンに入社した新人女性社員が自身の故郷と本土との間に橋を架けるという夢を果たす10年間の物語を1話=1年として描いていく。
彼女の口癖が、
「私には夢があります。
故郷の島に橋をかけることです。
一生信じあえる仲間を作ることです。
その仲間とたくさんの人を幸せにする建物を作ることです。」
である。ドラマの中でとても効果的に使われており、脚本がうまくできていると感心させられる。仲間の大切さと、夢をあきらまないことの大切さを純粋に教えられる。
高畑充希は最近ちょっと変わった役ばかりで、イメージが固定してしまうのが心配だ。来年は『ミスサイゴン』のキムをやるそうだ。楽しみだ。
高畑充希さんはもともとミュージカル俳優だったようなので、一度見てみたいと思います。
ところが、先週放送の第一回分を先程見終わって「こりゃー面白いと思ったものです」
私は単純なので、木村拓哉氏を毛嫌いする人が意外に多いのもなかなか観る気が起こらなかったのかも知れません。
前回の外科医のテレビや映画『武士の一分』なんかは封切りまもなく劇場で楽しんだものです。
『ドクターX』も米倉涼子さんに変な先入観を持っていたのか以前は全く観ていませんでしたが、前回放送から見るようになりました。
現在は毎昼に再放送もやっていてイライラが溜まっている時の気晴らしにはもってこいです!(笑)
貴兄のご紹介の『同期のサクラ』も早速録画予約しました。かつ、私は60歳までゼネコンの現場にいたので余計に面白そうな気がします。
『ミスサイゴン』って確かミュージカルですね!