東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

ロートレック、宮武東洋

2009年05月22日 06時49分58秒 | ミュージアム
 志楽の湯のあと、川崎市民ミュージアムにいった、

 所蔵品の展覧会、戦時中アメリカ日系人の収容所を撮影した、宮武東洋の写真、
多数を所蔵している、これは見るべきだ、無料である、

 日系人が、戦時中住まいを追われ、鉄条網の収容所暮らしを強いられた、
ひどい話であるが、彼ら本当に偉かった、その収容所で、図書館、おもちゃの貸し出し所、音楽などをやり、それなりに楽しんでいた、アメリカという国はいろいろ反省しなければいけないね。

 川崎のちょっと不便な場所であるが、ぜひごらんになってはとおもう。

 ロートレックのリトグラフもある、江戸時代の末期の浮世絵がある、ここで

 ふしぎ

なのは 江戸時代の浮世絵画家、写真の時代に一気にかかなくなってしまったらしいが、たとえば、浮世絵をうんと写実的にして、プリミティブな写真に勝ってしまってはどうだったろうか、文字なんかが掘り込まれたそれはきわめて精巧な版画ができているのに、これらは、写真に充分勝っただろう(大きさでも)、

 それから、リトグラフを見てまねしなかったのだろうか、大判のリトグラフは、西洋の版画である、もっとすごいリトグラフが、日本ではできず、版画も衰退してしまったのが解せない。

 志楽の湯とてもよかった、
 最近評判を聞いてたくさんのお客が来るようになった。