5月13日
6時起床、シャワーをあび、パンとコーフィーの朝食をとり、タクシーでアムトラック事務所に向かい、エメリービルの駅舎に連絡バスは次々と発車する、何台かの列車の後、8:50に列車が到着、カリフォルニアゼファー号だ、ホームは平面だから機関車の前を横切ってもいい、部屋は最後尾車両の一番まえ、パソコン用の電源もある、トイレとシャワーは別室、発車してすぐ大きな湖か海面に出る、外洋のような巨大な船が浮かんでいる、11:20に食堂車から呼びにくる、大きな船は見たことがないようなようなおかしな船だ
編成は先頭から荷物車、コーチ車4台、展望車、食堂車、寝台車×2、荷物車、これはオロネだ、つまり一等寝室と、ルーメットの合造車、全食事つき、コーチでも予約すれば食堂は大丈夫、みんなコーチでエコノミーな旅をしている、展望車では勇大な山地を見せてくれて見飽きない、なおコーチの人も展望車に入れる、ほとんどが手つかづの山地は護岸とか、用壁とかがなく自然のままである、最初の高地はやまのうえをとおる、この幹線ができるまでの苦労がしのばれるなあ、かなり左側通行?の場所がある
夕食のステーキがやわらかでうまい、東京では5000円だろう、景色のよい渓谷ぞいは、20キロくらいの低速ではしる、これはよい、夜中は100キロくらいの速度で走るのだが、一晩走っても景色が変わらないのがすごい(もちろんどんどんと景色は変わるのだが)ソルトレークの上を走るところが見たくて、夜、何回もおきたが見落としてしまった、
列車の旅は実によい、みんなカジュアルの服装で楽しんでいる、ちょうどよい速度で走るのもいい、旅客の年齢をきくと寝台車部分はみんな老人、80歳、87歳と言った老人が夫婦で乗っている、夫婦で旅が出来る人たちが長生きしているのだ、朝食の後、停電して止まってしまった、2番エンジンが故障したそうだ、取り替えるのまで無電、便所に入っていると、タイヘンなことになるのだった、
西部劇の舞台のようなコロラド川に沿っていく、渓谷は垂直に切り立っていて、天窓のありがたさがよくわかった、ところでこの列車は設計が実にうまい、展望車は天窓のほかに普通の窓は前傾していて明かりが映りこまないようになっているし、背もたれは肩ぐらいで、見通しがいい、日本の列車のいすはアタマまできっちり覆うようになっていて、すわり心地はいいが景色を見るようにはなっていない、
また、小さなルーメットもとてもよく出来ている、国鉄で気に入らない2階に上がる階段もこちらにはない、ちゃんとした階段になっていて荷物のせに利用できる、
コロラドスプリングすで長時間停車、きっと機関車を変えるのだろう、これではディレイが多くなるな、そして、デンバーに近くロッキー山脈を越えるところでは、どんどん高度が高くなって、3000メートルに近くなったのだろう、
雪が、雪が
どんどん深くなってまったくの雪景色、カリフォルニア・ゼファーいいねえ、
寝台車の客はお年寄りが多い、私たちはとても若い方である、80,90代だっている、
みたいなものだ、あと、全部アメリカ人のようだった、C国人、K国人がいなくてほんとにたすかった、全部2階だて車両なんだけど1階には車椅子でも乗れるようになっている、
景色がいい
列車の設計がいい、
食事がうまくて無料
景色と走るスピードがいい、
アムトラックの大陸横断特急をぜひご利用いただきたい、
これもツアーを頼むとても高いので個人で利用すべきだ、
例 JTB、アムトラックツアー12日62万円、しかもアムトラックはコーチ席である、
最後の昼食になった、ベジタリアンのアイステイ、サラダ、パン、テラミスでおなかいっぱいである、ここでエンジン(機関車)を交換2時間遅れで発車した、これを見越してデンバーでは9時につくと連絡しておいてよかった、
結局もう一回ニューヨークステーキを食べる、デンバーには8:30
さて、この1マイルハイシティ(標高1600メートル)では、リュックは軽くなるのだろうか?明後日のパイクスピーク(標高4200メートル!!!)で、死んでしまうことはないかな、だけど僕らはワカイほうなのだ、今日一緒に飯を食ったご婦人はひとり旅、
ワシントンDCのひとで、ロスアンゼルスから、コストデイライト号でサンフランシスコ、そこから、この列車でシカゴそれから20世紀号でニューヨク、だいぶ長いたびだそうだ、
デンバー駅で用意してくれた年寄りカー、ホテルは3900円ながら朝食つきとてもよかった、遅くなったがここ列車は朝、新聞も入れてくれる、
デンバー到着は18:30の予定が20:30
ここでもタクシーが来なくてこまったな、