東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

テレビは完全に要らなくなった

2012年12月19日 12時42分59秒 | Weblog
BS放送は昔の映画をが楽しみだった、
一昨日は

カルメン故郷に帰る、




最初のカラー作品だとのことだが、その色のきれいなこと、
それまでの白黒日本映画が暗く、影の世界だったのに比較して、
底抜けに明るく楽しい映画だった、その次の日が、


喜劇、日本のおばあちゃん、


おじいさん、おばあさん役総動員の映画だった,
そして、次の番組が、(多分今日)


有りがとうさん、


だというが、この映画は昨日パソコンで見たばっかりだ、(偶然)
伊豆の河津街道を行くバス、追い越す荷車、人、に有りがとうー という運転手、
80キロの間にいろんな人が乗ってくるという映画である、
全員の台詞回しがものすごくスローで、妙な感覚なのだ、

これは戦前1936年(だったか?)の作品だが、
戦後の女優のせりふが揃いも揃ってものすごく早いのと対照的である,

要はパソコンでこういう古い映画がノーカットで全部見られるのだから,
放送するテレビはもう要らないということなのだ、
それから成瀬巳喜男の
 

限りなき舗道


という映画も見た、
1934年製作で、なんと無声映画である、知っている俳優が一人も出ていない,
でも映画のスタイルはわりと近代的で面白い、これらの映画は、
英語の字幕があり,英語のクレジットがあるので向こうに保管されていたものを出しているようだ、


日本の昔の映画で、
夜の時間がなくなりそうである。