東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

江戸城、本丸大広間

2014年11月05日 13時37分38秒 | Weblog
いつも行っている有栖川都立図書館、今回は江戸城に関する展覧会が行われていた、

ここは4階食堂からの紅葉






江戸城は図面がほとんど残っており、その多くが重要文化財であるが、この残っている図面をもとに、コンピューターグラフィックもすごいのが出来ていて、興味深かった、

知らなかったが、江戸時代振袖火事で天守が焼けてしまってからは、天守を作ることはなかった、

本丸には、征夷大将軍が諸国大名を統治した素晴らしい装置が作られていた、諸国大名が江戸に来るときは、どこで車を降りて、どのこ部屋に通すということ細則がきめられていた、とりわけ征夷大将軍が面接するところは大変豪華で、格式高い座敷であった、

大奥もすごい、本丸御殿の三分の一以上をしめ、たくさんの部屋があった、多くの女性はここから出ないで一生を終えたのだろう、

これの全部をコンピューターグラフィックにしたものを観照したが、たいしたものである、
熊本や佐賀でこの本丸御殿を再現したものを見たが江戸ではやらない方がよいであろう、なにしろスケールが違いすぎる、再現したらしたでたいした物になるが、

ただ皇居内収蔵館でこれらの図面、コンピューターの絵を見せたらどうだろう、今の皇居には今日見たようなものを見る場所が一つもなく、江戸城を感じることは出来ないのだ、

大阪城、姫路城をはるかにしのぐ江戸城をみたいきはするけど。





会場にはこの図面を大きく伸ばして実際にそこを歩けるような工夫がしてあった、
いつものことだが、都立図書館よい仕事をしている。