東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

宇都宮・大谷

2017年08月25日 17時56分39秒 | 国内旅行
8月25日

 早いものでもうすぐ8月もおしまいである、青春18切符+グリーン車の旅、今回は一人旅だ、よく考えたら一人旅はよい、誰からも干渉がないし、どこにでも行ける、今回は宇都宮だ、家内に言うと、こないだ行ったじゃないということになる、

 品川07:36の宇都宮行快速の予定だったが、07:18に出発できた、ところが小金井で、07:36の列車に追い越されることになった、何のことはない、さすが快速列車である、





 宇都宮着09:38、大谷について、案内所で聞くと、とても親切に教えてくれ、バス乗車券込み1680円が少しお得であると聞き、これを購入、バスは40分おき、


 








 だんだん大谷石つくりの土蔵が増え、40分で大谷に到着、













 この切符は大変有効だった、帰りに宇都宮で餃子を食べると210円のドリンクももらえる、大谷の資料館も説明員がいて面白かった、大谷石のずりを入れる箱があった、これを外に持ち出してひもを引くと、独特の音がしたそうである、どんな音か?というと、

「ストン」

 というのだそうである、









 それから地底に入る、ものすごく大きな穴である、そしてここは地下一階、この下に、何層化にわたって、石切り場がある、今は水が入って人は入れないそうである、




















 坑内はとても寒かった、きっと工夫は冬暖かく、夏涼しくてよい生活だったのではないかと思う、










 続いて大谷観音、平和観音である、大谷観音は火事で焼け金ぴかであった、摩崖仏は古風な形になったそうだ、でも大谷石の仏さまはこのほうが似合っている(撮影禁止)

 バスの時間に20分あったので、何でも屋に行く、





 残念ながらアイスクリームがなく、サイダーもぬるいものだったが、ここの店主が元気でお話を聞けた、大正14年生まれ、93.5才、背がしゃんとしていて、お顔の色つやが良い、今まで大病をしたことがない、大戦中皇居の陣地で高射砲でB-29を撃っていたそうである、1万メートルを飛ぶB-29は弾が届かないが、3月10日の低高度飛行のときは、届いて、

 B公が落っこちてきたそうだ、それはすごかったらしい、

 93.5才まで彼のように生きたいものである、医療費は掛っていないが、定期健診にはちゃんと行っているそうだ、


 帰り二荒山神社で降り、皆さんがいくという餃子の店に行った、6店の宇都宮餃子屋が共同店舗を出しており、他の店の者もとれる、餃子3枚を捕ってらおなか一杯だった、宇都宮の餃子はまずくはないがそれなりの味、昔渋谷恋文横丁で食べた味はこんなものじゃなかった、こんなおいしいものがあるかという味だったけど、










 バスのアナウンスでは、ふたらさん神社ではなく、ふたあらやま神社というのを初めて聞いた、


 14:28の快速で帰ったが、この車はトラブルがあったらしく、小金井で車両交換となった、ところが交換列車のドアを開けるのが2,3分かかるというトラブル、

 日本人はこういうことにほんとに無頓着というか、文句を言う人は一人もいなかった。