東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

長谷寺の朝の勧行

2017年06月10日 18時47分41秒 | 国内旅行
6月9日

 長谷寺に1分という大和屋旅館に泊まる、とても親切な宿で、大正10年創業、5つしか部屋はないけれども、トイレ、浴場食堂など最新設備に改造してあった、

 宿にはお寺に出す書類も用意してあった、朝の勧行500円、ご本尊様のおみ足おさすり1000円である、

 朝、5時、近所を散歩して長谷寺に行く、

 399段の屋根のある石段、3段に折れ曲がっている、それを登って15分ほどで、国宝の本堂に到着する、静粛の中、鳥のさえずりが聞こえる、



















 今日は東京の開成中学一位年生の団体がお参りしていた、この団体が入り、我々2人、ひとりでも二人でも受けてくれるそうである、



 お坊さんが一人、お経の本、袈裟、腕にまく数珠の代わりのきれいな組みひもなどを配ってくれる、お経一冊の中味を説明してくれる、また勧行の中身の説明がある、お経のあと、お坊さんたちが前に出て、6方のいろいろな方向に祈祷をするのだ、

 やがて勧行が始まった、お坊さんが12人ほど、普通のメロディと違って歌うように全員がハモルわけだ、暗い普通のお経とはずいぶん違う、ドラムと金管楽器も陽気だ、












 観行が済むと御本尊の足に触ることができる、正面からは上半身しか見えないが、地下室に入ると全身が見える、ご本体は高さ11メートルもあり、金色の輝いている、「本体に抱き着くこともできるめったにない仏様である、巨大な足には爪もありみんなが触るのでピカピカだ、

















 399段の屋根の付いた階段、いろいろな建物、すべて観光客のシャットアウトされた時間にゆっくりと鑑賞できた、本堂には清水さんのような舞台が設置され、雄大な景色が鑑賞できるようになっていた、


 この勧行参加は本当に心休まる修行である、すべての人にお勧めしたい、一般の参拝は9時から始まるので、観光客がいないのもよい、きっと入山料もとるのだろうが、この参加者は無料で入山できるのもよい、ただ、お寺の車のサービスはこの時間ないので、自力で上がらないといけない、団体の場合は何とかしてくれるのではないだろうか。










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4 コメント

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長谷寺の朝の勤行 (anikobe)
2017-06-10 21:03:17
奈良県内に住む私も初めて聴きました。
何十回もお詣りしているのに、一般的なお詣りが普通と思っていましたので、とてもいい勉強になりました。
でも今は膝の故障で、あの登廊は無理だと今年の桜の頃も外からお参りしました。
観音様の御利益を頂いて、ますます東京老人さんはお元気にお過ごしなさることでしょう。
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anikobeさま (東京老人)
2017-06-11 07:44:59
これが目的で行ったのですが、ほんとうに良い結果になりました、旅行に出かける日に少し腰を痛めてしまい、ずっと湿布とコルセットを着用していたのですが、ご本尊様に抱き着いてから幾分腰が良くなってすっと歩けるようになったような気がします、ご利益は本当にありがたいと思いました、ここのお経は一段高音階になっていて陽気です、ほかのお寺も真似してくれないかなと思いますが若いお坊さんだけでしょうか、ご本尊様のお働きで、これからの生活に元気が出るといいなと思っています、ありがとうございました。
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静寂な景色に (おぐ)
2017-06-13 23:01:22
なんとそこにいて空気まで感じるような写真ですね〜
これは何としても参拝させて頂きたいものです。
秋の心洗われる旅に期待です。
ワクワク
出来ればその旅館に泊まりたいですが、難しいのかしら、、、
お世話の方、よろしくお願い致しますね‼︎
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おぐさま (東京老人)
2017-06-14 08:23:01
この日は開成中学の一年生と一緒でしたが、さすが秩序深く、丁寧でした、この人たちはすぐ帰ってしまったので、ご本尊に抱き着くイベントは私たち2人だけでとてもゆっくりできました、太和屋旅館は5部屋しか無くてとても無理なのですが、なんかい来てもいいような気がしました、お経の響きがオペラのアリアを聞いているようでとても心地よいものでしたよ、
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