少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

応援してもらえるチームに

2013-07-10 | 低学年
「昨日の練習、いつもと違うなぁ。って思った人居る?」
日曜日の練習中に聞いてみました。
数人の子が手を上げました。

「何が違った?」
「監督が全然喋らなかった。」「いつもは練習の説明とかしてくれるのに。後ろで動かなかった。」

「そんな監督を見て、どう思った?チャンと練習しろよって思った?」
「それは思わなかったけど、変だなぁって思った。」

「じゃさ、何にもしない監督ってどう?一緒に練習頑張ろうって思える?」
「思わない。」
「だよな。じゃさ、何で監督がそんな事をしたと思う?」
「朝、ちゃんと走らなかったから。」
「ちゃんと分かってるんだ。
じゃ、君達のダラダラした練習を見ている監督やコーチは君達に頑張れって思えるかな?」
「・・・」
「声も出さない。諦めたような態度の試合を見て。
お父さんやお母さんはそれでも頑張れって言ってくれるかな?」
「・・・」
「負けても一生懸命声を出したり、頑張ってる姿を見たいから、
ユニフォームを洗濯してくれたり
お弁当を作ってくれたりするんじゃないの?」

ミンナで応援してもらえるチームに成ろうよ
コメント (2)
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