少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

一年前に戻りたい

2013-10-07 | 低学年
グタグタで始まった練習。

試合をしないって脅しが効いたのか、
その後は割合キビキビ、声も出てました。
まぁ時間も短かったし、2時間が1時間半位に成っちゃた

ノックが終わり、残り10分
このまま、後片付けでも良かったけど、
子供達の顔には物足りなさが

「キャプテン、集合かけて、素振りをしよう

アレッ、声がしない

「コマッチは?」
「あそこ」って子供達が指差す方に目線を移すと

校庭の隅っこで、コマッチとC監督が体育座りをして
話し込んでる。

朝の出来事を話しているのかな?

「オ~イ、素振りしよう」って呼び戻す。

素振りが始まって、C監督が近づいてきました。
「コマッチ、ノックが終わった時点で練習終わり。と思ったみたいで。」
「時間が中途半端だったからね。」
「ボソッと、「一年前に戻りたい。」って言ったんです。」

一年前はもっと纏まりが有って、
ミンナで同じ目標に向いていたけど、
今年は4年生も何だかなぁ。って感じだし

コマッチも朝一緒にふざけてたんですけどね

でも、一人で頑張っています。
笛吹けども踊らずのチームメイトに
どうしたら良いのか?
悩んでる。

去年のチームは、確かに纏まっていたし、
もっと、強くなりたいって感じが伝わって来た。

でも、それは夏が終わり、
秋になる頃だった気がする

それまでは、やっぱりキャプテンUが
泣きながら怒ってたもんなぁ

このチームもあと数か月。
一年前に戻りたい。なんて言わないで頑張ろうね。
コマッチ
コメント (4)
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