四国への旅(’91年)・・・それは本当にきまぐれに、
我が友人、クミちゃんとの雑談で決定しました。
大学卒業を控え、もう長期旅行をする機会もないだろうと、
・・・卒業旅行といえば海外へ行く人も多いと思いますが、
確か、この時期、湾岸戦争が勃発しており、
海外渡航は自粛の空気が流れていたので・・・
国内でJRで回ってみたいところとして、
「そうだ四国に行こう」となったわけです。
クミちゃんは3月に小笠原へ旅行、私は北海道へ行くことになっていたので、
四国を回れる時間は約1週間。
あまり行き先をきっちり決めずに、
おおまかにJRでぐるっと回ろうという計画でした。
先日のブログで高知市でのことをさらっと記しましたが、
日にちをさかのぼると、
大阪からジェットラインで高松に入り・・・
改めてアルバムを見直すと、料金が5990円 イクスペンシブ
せこい我々が、なぜこの料金を払ってこのルートを選んだのか、
今となっては不明ですが、
ちなみに、東京都区内~四国周遊切符は学割で20390円で、
四国内は特急も乗れるので、かなりお得感があります。
1日目は私は金比羅さんへ、クミちゃんは金比羅さんには行った事があるので、
JRの変わった駅名の写真を撮りに行ってました。
こういう、ゆるい感じの旅が、お互い好きなのです。
その日はユースホステルを兼ねたお寺に泊まりました。
翌日は大歩危小歩危とかずら橋がメインの1日。
JRと路線バスでの移動でしたが、
季節的に寒いせいか、観光客はあまり見かけませんでした。
かずら橋に向かう路線バスは、急峻な渓谷の中を走り、
ちょっとしたスリル感も味わえそうな・・・。
こうして山深く(というように感じた)のかずら橋に着きました。
高いところがそれほど苦手ではないけれど、
クミちゃんも私も、足がすくんでしまった・・・というのも、
橋の歩く部分が隙間が開きすぎで、
落ちることはないはずなのだが、踏み外したら足がはまりそうで。
それでも渡り始めたら進むしかないのですね~。
いやぁ、貴重な体験でした
路線バスの本数は少ないので、
取り敢えず、バス通りをのんびり歩くことにして、
・・・そうでもしないと寒くてじっとしていられないので・・・、
いくつか目のバス停で無事にバスに乗り込み、
阿波池田駅に向かいました。
点から点の観光地めぐりだけではなく、
適度に歩いたりするところが我々流の旅の楽しみです。
~続く~