ここ数年、紫外線が強くなってきたなぁと感じると、
顔の一部にかゆみを感じるようになってきた。
今年の3月にはひざ小僧に、丸いかさかさが2ヶ所出現し、
かゆみが増してきたので、いきつけの皮膚科に行ってみると、
「まるで500円玉と100円玉だな~。
更年期になるとこういった症状が出ることがあるよ」
と、いとも簡単に言われてしまった。
ここの先生はどうやら中国出身なのか、
日本語がたまに聞き取りづらいし、物言いがストレートだ。
しかし、自分はそれが結構ツボにはまって面白く感じる。
そして、処方される薬が自分に合うようである。
以前、違う皮膚科に行ったことがあるが、
薬が効かずに直らないことがあったので、
やはり、このストレートな物言いのおじさん皮膚科医に行くことにしている。
更年期・・・と言われたことに関しては、特にショックでもない。
同年代のなかには目くじらを立てて、
更年期を失礼な言葉として受け取る人もいるが、
齢を重ねれば誰でもが通る道ではないか。
ちなみに、ひざ小僧の500円玉と100円玉のかさかさは、
薬を塗って数日で治った。
話は横道にそれたが、
顔のかゆみは、自己判断では紫外線によるものではないかと思っていた。
かゆみは例年5月頃出てくるが、
そのうちに治まっていたので、皮膚が慣れてきたのではないかと。
しかし今年は、かゆみが拡がってきているようで、
少し赤くなってかさかさしてきた。
3月に皮膚科で処方された薬は顔には使わないほうがよいだろう。
てなわけで、皮膚科に行ったのである。
皮膚科のおじさん医師は「今度はどうしたの~?」と気軽に問うてきた。
今日も鼻毛が伸びている。
「顔にかゆみが・・・ちょっと赤くなってるし。」
「あ~これは、花粉かもしれないな。」
・・・とまたもやいとも簡単に診断をくだされた。
「あの~自分は花粉症ではないのですが、
皮膚だけ花粉症ってのもあるのですか?」
「まぁ、たまにいるね。女の人に多いね。」と、医学雑誌的な物を見せてくれた。
確かに自分に似た症状の皮膚が載っている。
「薬つければ数日で治りますよ。」と言われ、
取り合えず、悪くなることはなさそうなのでほっとして帰ってきた。
そして、薬を塗って今日で二日目だが、
かゆみはずいぶん治まってきた。
やはり、花粉による炎症だったのか?
ここ数年の時期的かゆみを思えば、納得はいくが。
いったいなんの花粉なのだろう。防ぐことはできるのか?
結構メジャーなのか・・・皮膚の花粉症って。知らなかった。