先日、娘B(大学4年)と小児科に行ってきました。
と言っても、病気になったわけではなく・・・。
ある日、娘Bを、荷物がかなり多かったので大学まで車で送って行くことになって、
その途中で「Eクリニック」という看板を見かけまして・・・。
「E」というお名前はそれほど多くはないお名前で、
「ひょっとしたら、娘Bが昔お世話になった先生かもしれない」ということで・・・。
娘Bは新生児期に「肥厚性幽門狭窄症」という病気になりました。
病気自体は手術で良くなる病気なので重く考えることはなかったのですが、
当時は不安感が強かったりしたもので、
そんな中、E先生の雰囲気がさりげなく緊張を解いてくださって、
感謝の気持ちが大きかったです。
そして、1年3か月後、今度は、末っ子息子が同じ病気でお世話になり、
我が家では二人の子を執刀していただいた恩人ということになります。
その後、E先生は大学病院を退職して個人病院を開業されたというのは分かっていたのですが、
場所は知らなくて、
それが、偶然、娘Bの大学の近くで同じお名前のクリニックを見かけたので、
ひょっとして・・・と思い、突然、訪問してしまいました。
人違いだったら恥ずかしいとか、
患者さんが多くて迷惑かもしれないとか、
色々考えながら、緊張したけれど、
こういう機会はめったにないのでは、という気持ちが心を押しました。
結果から言うと、先生にはお目にかかれませんでした。
クリニックには、そう、患者さんがいらっしゃって、
昔を懐かしんで、お礼を改めて言いたいというノスタルジーを押し通すことはできませんでした。
受付の方に「こういういきさつで伺いました」とメモを残してきましたが・・・。
E先生も数多くの方を執刀してきたと思うので、
20数年前の、我が家のお子達のことなど覚えてはいないと思いますが、
直接お目にかかれなかったのは、やはり残念でした。
娘Bがもし病院にかかることがあればEクリニックに行きなさい、ということで・・・。