活車海老が届きました。
ここ数年、お歳暮というかたちで相方(夫)の姉から送ってもらうのです。
九州、天草で育った車海老は、
箱の中でおがくずの中に姿勢よく整列して、おとなしくしていますが、
箱を開けて数秒後、
はねるはねる、びょんびょんと。
毎年のこととはいえ、
1年に1度なので、この瞬間は心臓がはねあがる。ひ~っ。
おがくずが散らばらないように、箱ごと大きなポリ袋に入れて、
その中で箱を開けて、あばれる車海老をつかみ、
氷水を入れた鍋にすばやく放り込みます。
なぜ、鍋かというと、蓋がないと車海老が飛び出してしまうから。
車海老は氷水の中に入って少しするとおとなしくなるので、
それから頭を取って、殻をむきます。
頭のほうの殻はとがっているところもあるので要注意です。
手際がよくないので、一箱12匹くらいを処理するのに30分はかかります。
さて、例年2箱送ってくれるのですが、
今年は業者の配送ミスで、
違うお宅に送るべきものが一箱混ざって届いてしまいました。
業者に急いで連絡したところ、
「活き物なので、そちらでお召し上がりください」・・・というわけで、
3箱分・・・だね。
嬉しいのだけれど、・・・大仕事だな。
活車海老は、殻をむいてすぐに、生でも食べられますが、
自分的にはあまりにプリプリして、そうたくさんは食べられない。
我が家ではてんぷらにするのが定番になっております。
殻むき作業が終われば、揚げ作業。
19時頃から作業を始めて、気がつくと21時をまわっていた。
ようやく、てんぷらにありつける
他のおかずは調理する気力も失せたので、
お豆腐とかもずくとか、そのまま食べられるもののみ。
待ちくたびれた様子の家族ではありましたが、
なら、手伝え~と言われるのが嫌なのだろう。
おいしそうに箸を進めておりました。
なんだか、年末の一仕事を終えた感じ。ほっ