モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

1990年イースター島*その4*アフ・タハイ

2009-05-14 22:19:35 | イースター島*1990年

~1990年3月*アフ・タハイのモアイ~

イースター島時間の9:00am頃、飛行機が着陸しました。

飛行中、飛行機の窓から景色を見てみましたが、

本当に絶海の孤島という形容がぴったりで、

着陸は「海に突っ込むのでは?」というほどまわりに何も見えなくて、

突然滑走路にランディングしたような印象でした。

飛行機から降りてみると、日本人は我が友クミちゃん私のほかに、

数人いたようです。みんな個人旅行のようでした。

飛行場の建物が驚くほど小さく、入国審査もあっという間。

その後、預けた荷物を受け取って、荷物検査のところで、

私たちの前にいた日本人(推定30歳くらいの男性)は

島には似つかわしくないトランクをお持ちになっていて、

かなり念入りに調べられていました。

「あんなに細かく見られるのかなぁ・・」と一応乙女の下着類を

心配していましたが、いざ我々の番になると、

スポーツバッグだったせいか、確か中も開けずに通してもらえました。

ある意味いい加減ともいえますが・・・

次にすることは、宿を決めること。

前もって、地球の歩き方というガイドブックで見た程度で、

実際は・・・出国ロビー(と言えるのかな)の窓の外に、

鈴なりの客引きたち・・・

選ぶ基準もわからないので、結局ガイドブックの中の民宿にしました。

結果からいうと、この選択は「あたり」だったのでした。

空港から車で宿まですぐに到着し、

体は疲れていたと思うのですが、寝てしまうのももったいない気がして、

荷物を置いて、クミちゃんと散歩に出かけました。

気づいたことは、舗装されている道がまったくないこと。

ハンガロアというイースター島の中心の町を歩いても、

ここが??と思われるほど静かです。

ほどなくすると、タハイのモアイがありました。

~ホントにモアイが存在しているんだ~

感激というよりは、なんだか目的のひとつを達成してしまった感で、

不思議な気持ちだったのです。

周りには人もおらず、モアイの台座に寄り添って写真を撮ったりしました。

観光地なのに、全然それらしくなく・・・。

現在もそうなのでしょうかねぇ? ~続く~


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