4月3日 国際報道2017
今年で4回目となる世界最大級のアニメイベント「アニメジャパン2017」。
来場者数 約15万人。
海外からのファンはわざわざこのために来日したという人ばかり。
(アメリカ人男性)
「日本のアニメめっちゃ好きです。」
(スペイン人男性)
「一番好きなアニメは『ドラゴンボール』。」
集結したのはファンだけではない。
日本のアニメやキャラクターの権利を買い付けるための商談エリア。
訪れたバイヤーの数は2015年は3,000人弱。
去年は350人増えたが
今年の増加数はその倍の700人にのぼり4,051人。
(オーストラリア人バイヤー)
「たくさんのアニメ会社とコンテンツ購入の交渉をしました。」
とりわけ増えたのが海外からの引き合いである。
背景にあると考えられるのが去年日本で公開された映画「君の名は。」。
世界126に国や地域で公開あるいは配給が決まり
特に中国・タイなどアジアの5カ国では日本映画の興行記録を塗り替える大ヒットになったという。
各国で従来の子ども映画の枠を超え
20~30代のファンに広く受け入れられた点も注目された。
「君の名は。」の配給会社のブースは
終日 外国からのバイヤーの予約でいっぱいだった。
(東宝配給ライセンスグループ長 菊地祐介さん)
「今までだと問い合わせが来ても
ただ話を聞いて
なるほどというのが多かった。
今年はもっと本気で
我々が持っている作品を取りに来る姿勢が非常に強くなったという感じ。」