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孤立深める北朝鮮 経済協力は・・・

2014-11-03 07:30:00 | 海外ネットワーク

10月26日 NHK海外ネットワーク


北朝鮮による見本市が開かれたのは中国東北部の国境の都市 丹東。
中国と北朝鮮の貿易の一大拠点である。
(北朝鮮の担当者)
「見本市では両国間の経済・科学技術の交流・投資の誘致活動を行います。」
会場にははちみつや漢方薬などの商品が並んだ。
これまで築いた経済面での結び付きを失いたくないという北朝鮮の意気込みがうかがえる。
中国側に経済特区への投資を呼びかける説明会も開かれた。
北朝鮮の担当者が国内の資源や人材は充実しているとアピールして各地の経済特区を紹介した。
(北朝鮮の担当者)
「少ない投資で多くの利益を出せますよ。」
しかし大規模なプロジェクトとを見ると政治面での両国の冷え込みが露呈している。
中朝両国が丹東で開発を始めた経済特区「黄金坪(ファングムピョン」。
3年前に華々しく着工式が開かれた。
北朝鮮側で開発を主導したのは中国との太いパイプを持っていたチャン・ソンテク氏だった。
しかしその後キム・ジョンウン第一書記は中国の反対を振り切って核実験を強行。
さらに中国も重視していたチャン・ソンテク氏を処刑した。
反発を強めた中国は北朝鮮への金融制裁に踏み切り両国関係は急速に悪化した。
この影響で経済特区ファングムピョンの開発が滞り
進出した中国企業はまだ一つもない。
工業団地や自由貿易区になるはずの広大な敷地には現在住民の姿がわずかに見られるだけである。
一方 中国側が工事の全額を負担して建設している丹東と北朝鮮を結ぶ橋でも中朝関係のほころびが見えた。
橋そのものは10月末にも完成するとみられている。
ところが北朝鮮側では橋にいたる道路が整備されていないのである。
関係改善の兆しが見えない中朝関係。
そこで北朝鮮が接近を図っているのがロシアである。
かつてキム・ジョンイル総書記が特別列車で往来するなど歴史的にも地理的にも近い距離にある北朝鮮とロシア。
北朝鮮指導部はその伝統を生かして貿易を拡大しようと働きかけている。
10月にはリ・スヨン外相がロシアを10日間以上も訪れた。
ラブロフ外相などと会談を重ね経済面の結び付きを強めることで一致。
ロシア側も地理的な観点から北朝鮮を重視し始めている。
今年7月 北朝鮮北東部ラソン経済特区にロシアが主導して石炭の輸出ターミナルを完成させた。
日本海に出る新たな拠点にしようというのである。
さらに10月にはロシアが2兆6,000億円かけて北朝鮮の鉄道網の近代化を進めることで合意し
ピョンヤン市内の駅で式典が開かれた。
(朝鮮中央テレビ)
北朝鮮とロシアの発展と利益にかなう鉄道改修が
両国の経済協力を発展させルという演説があった
北朝鮮は中国への依存を減らし
代わりにロシにへ急接近している。

 

 


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