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日本のテレビメーカー インドで巻き返し

2012-09-03 12:24:22 | 報道/ニュース


  9月1日 おはよう日本


  年5%の成長が続くインドでは
  消費意欲が旺盛な中間層が急増している。
  薄型テレビの市場も3年で5倍に急拡大。
  そのインドでシェアトップを走るのが日本のソニーである。
  他の国では後塵を拝している韓国メーカーを抑え
  売り上げを伸ばしている。
  
  客
  「画質が良くて薄さや大きさもいい。」
  「ソニーブランドは世界でナンバーワン。」

  首都ニューデリーの電気街で
  ソニー好調の原動力となっているのが専売店。
  インドでは大型店が規制されていることもあり
  販売を担うのはこうした町の電気屋である。
  ソニーのテレビを扱うのはインド全土で6,000店。
  このうち300はソニーブランドだけを売る専売店である。
  
  31日にニューデリーの専売店を訪れた平井一夫社長は
  最新のテレビの評判や売れ行きを聞き取った。
  他にはあまり置かれていない60インチを超える大型のテレビや
  超高精彩のデジタルカメラを展示して
  自慢の技術力をアピール。
  テレビを中心に自社製品の販売を
  今年一気に30%増やす目標である。

  ソニー 平井和夫社長
  「独立した流通網があるのが強み。
   インドはいろんな意味で大事な市場。」

  日本勢ではパナソニックも専売店を増やし
  韓国勢を追撃する計画である。
  こうした店は修理など日本流の手厚いサービスの拠点になるうえ
  大きな値崩れが起きにくいというメリットもある。

  厳しい業績が続く日本の電機メーカー。
  巨大市場インドが復活のカギを握っている。

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