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激化する“次世代端末”競争

2014-09-11 07:15:00 | 報道/ニュース

9月9日 キャッチ!

ドイツのベルリンで5日に開幕した国際コンシューマ・エレクトロニクス展。
世界から1500社が出展し最新のデジタル機器を展示している。
各メーカーが力を入れているのが身につけて操作することのできるウェアラブル端末。
韓国のLG電子が公開したウェアラブル端末は
丸いディスプレイを使用していて見た目は完全に普通の腕時計だが
グーグルの提供するアプリを使ってメールやフェイスブックなどのソーシャルネットワークサービスも確認できる。 
またすまーろフォンの雄 韓国のサムスン電子も腕時計型のウェアラブル端末を発表。
通話やメール、インターネットに加え心拍数の計測機能がついている。
(サムスン電子 販売・マーケティング部門責任者 DJリー氏)
「私たちは決してスローダウンしない!」
各社がウェアラブル端末の開発に力を入れている背景にはスマートフォン市場の成熟がある。
急速に普及が進んだスマートフォンは世界で12億台突破し
先進国市場では拡大のペースが鈍化。
新興国市場が主戦場となるなか低価格の機種を販売する中国メーカーの攻勢が強まっている。
世界シェアトップのサムスンですら今年4月~6月のシェアは去年の32,2%から24,9%と大きく落としている。
アメリカのアップルとの競争だけでなく中国メーカーの追い上げにあっている。
こうしたなかウェアラブル端末はスマホの次を見据えた製品として期待されている。
スマートフォンの分野で後れを取った日本勢もウェアラブル端末の開発や活用を急いでいる。
東芝はライフスタイルに合わせてウェアラブル端末と鏡とディスプレイを融合させた新たな情報の見せ方を提案している。
東芝が試作品として提示したコーナーでは
鏡に消費カロリーや心拍数などのデータが浮かび上がってくる。
腕に巻いたウェアラブル端末から計測したデータをとり鏡をディスプレイとして表示している。
(東芝ライフスタイル 西岡竜大さん)
「総合電機メーカーですからウェアラブルのデバイスもそうですしいろんなものを作っていますので
 組み合わせをすることで新たな生活の質の向上を提案している。
 これが我々の強みだと思います。」
ソニーも睡眠時間や歩数を計測する機能を備えた端末を発表。
こうした健康や医療の分野への応用が市場拡大のカギになるとみている。
さらにウェアラブル端末の技術を応用した製品。
(ソニー 中西吉洋さん)
「振動センサーとモーションセンサーがあって
 ボールを打った振動のデータをブルートゥースでスマートフォンに送ります。」
結果はスマートフォンで確認することが出来るため自分のスキル向上に役立てることが出来るという。
日本メーカーはウェアラブル端末そのものだけでなく様々な技術や機器との連携でr愛馬るに対抗する方針である。
(ソニー 平井一夫社長)
「ウェアラブル市場でお客様がどういう商品を求めているのか。
 どういう機能が評価されているのかはこれからじゃないかと思っています。
 市場として非常に大きくこれから成長していくと思います。」

 


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