日暮しの種 

経済やら芸能やらスポーツやら
お勉強いたします

誓いで人気!“出張餅つき屋”

2018-01-26 07:00:00 | 報道/ニュース

1月10日 おはよう日本


今と会で人気なのが“出張餅つき屋”。
赤いはっぴを着た餅つきのプロ。
依頼があればどんな場所でも駆けつけ餅をついてくれる。

都心のマンションで行われた餅つき大会。
掛け声とともに餅をつくのは“出張餅つき屋”である。
材料の準備など
ありとあらゆる段取りを整え
場を盛り上げてくれる。
東京足立区。
出張餅つきを行っているイベント会社。
社員が5人。
6キロの杵を何度も振り下ろすのは体力がいるため
日々トレーニングに励んでいる。
出張餅つきを始めたのは5年前。
以来 年々犬巣は増え続けている。
こだわっているのが息を合わせたパフォーマンスである。
参加した人を楽しませることを何より大切にしている。
餅つき屋に依頼した神奈川県川崎市のマンション。
住民の入れ替わりが激しく
近所付き合いはほとんどないという。
マンションの理事を務める先濱克樹さん。
今回“住民同士が知り合うきっかけを作りたい”と依頼した。
(マンション理事 崎濱克樹さん)
「飲食でつなぐのが一番いい。
 住民が顔見知りになって。」
餅つき大会の日。
餅つき屋は2時間前から準備を始める。
次々と住民たちが集まってきた。
初めて顔を合わせるという人たちも少なくない。
いよいよ餅つきが始まった。
餅つき屋はパフォーマンスで場を盛り上げる。
徐々に住民たちも打ち解けていった。
(住民)
「楽しかった。」
「同じマンションにたくさん小さい子がいる。
 顔が見られてよかった。」
(マンション理事 崎濱克樹さん)
「大成功だと思う。
 またやってくださいという声が思っている以上に多かった。」
年末年始に最も忙しくなる出張餅つき屋。
この時期に半数以上を占めるのは企業からの依頼である。
新年に餅つきを行うことにした社員148人のIT企業。
静かな社内.
業務の相談も日常会話ももっぱらパソコンである。
40代の上司と新人。
近い距離にもかかわらずチャットでやりとりしている。
(上司)
「業務の流れですべてをチャットでやってしまう。
 正直慣れてしまっている。」
(新人)
「席も離れているのでなかなか話かけに行けない。」
Q.近いんじゃないかと・・・。
「そうですねぇ・・・。」
そこで会社では社員同士が顔を合わせて会話する機会をなんとか増やしたいと考えた。
(ベーシック 代表取締役 秋山勝さん)
「笑い合いながら自然なコミュニケーションが出来るのが大事。
 そういう場があることが会社の中に。」
オフィスで行われた餅つき大会。
この日は社員同士で餅つきを楽しめるよう
餅つき屋はサポートに徹する。
パソコンでやりとりをしていた上司と新人も参加した。
息があった2人の餅つきにに社員たちが盛り上がる。
(上司)
「にぎやかな状態で
 打ち解けた話もできる。
 良いスタートが切れた。」
(新人)
「今年も本当に明るい1年になるんじゃないか。」
人と人とをつなぐ出張餅つき屋。
都会の冬に笑顔を届ける。




コメント    この記事についてブログを書く
« 森林の恩恵 | トップ | ウラジオストク発 ビーチの... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

報道/ニュース」カテゴリの最新記事