M・Kさん・・・。私が居宅支援の仕事で関わりのあった利用者さんです。5月16日(火)、死去されました。彼は脳性麻痺という障がいを持った方です。施設や在宅生活を経て、1980年頃より、介護者の協力の元で地域での自立生活を始められました。その当時は、現在のような支援の制度も充実してませんでしたが、自分らしく生きたいという思いからの生活だったようです。私が支援に入るようになったのは二年弱くらいだったでしょうか?訪問すると、いつもパソコンに向かうM・Kさんの姿が印象的でした。学校にも通えなかったという環境にも関わらず、父から文字を習われ、多くの詩を作られました。パソコンの中には原稿用紙300枚に綴られた小説もあったそうです。旅行大好き、お出かけはもちろん一緒に奈良まで行った事もありましたパワーのあるM・Kさんでした。ほんのわずかなお付き合いでしたが・・・。楽しくお仕事させて頂きました有難うございました安らかに・・・・という気持でいっぱいです。
M・Kさんの作られた詩を紹介します
僕
誰が
何を言おうと
僕は
僕なんだ
僕には
僕の生き方があるんだ
それが僕なんだ