東宝シネマ二条にて、「ユナイテッド93」を鑑賞。お盆休みということもあり・・・・観客は普段の何倍もの人チケット購入のために30分以上の時間待ち一瞬帰ろうかなんて思ったが・・・。その後は私用もあるため、気長に待つ事にした。さてこの映画だが、2001年の9月11日にアメリカで起きた同時多発テロを取り上げた映画である。今年の9月11日で5年目を迎えるこの悲劇を、忘れてはならぬという思いでの制作だと思う。ハイジャックされたは4機、そのうちの2機はあの世界貿易センターに激突、更にもう1機は国防総省ペンタゴンに激突した。そしてこの映画では、残る1機「ユナイテッド93」について描かれている。このは目的通りの激突は間逃れたものの、あえなく、墜落という事態となり、乗客・乗員、全員死亡した。監督はポール・グリーングラス、キャストは主演となるスターは存在しない。出演者は実際に搭乗した人々の年齢等を反映、演技力とは別に、一般的には知られていない俳優が選ばれている。プロの俳優以外にはパイロットや乗務員経験を持っている人、本物の管制官も起用されているという映画だとは言え優秀なメンバーで制作された映画であっても、真実を描く事は大変作品が犠牲者の鎮魂になるかどうかとINTRODUCTIONでは述べられている。飛行機内での惨事が映画どおりではないにしろ、乗客・乗務員がいちがんとなってハイジャック犯と最後の最後まで闘ったのは事実だろう。映画を観ながら、思わずと手を握りしめた。結果は分かっているけど・・・・した。必死にハイジャック犯とやりあいながら、操縦席で高度を上げようとする人たちの姿多分こんな状況なんやろうと・・・。あの時のことは全世界の人たちが知っているけれど、この映画で、描かれていることは知る人はあまりいないと思う。まさに今危機状態の機内で、家族にをかけてのメッセージ「愛しているよ」には胸がつまってしまった
9月11日に命を失ったすべての犠牲者に捧ぐ・・・・。
ユナイテッド93 作品の詳細情報