銅版画制作の日々

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ナイロビの蜂

2006-08-29 | 映画:シネコン

 地の果てで、やっと君に帰る。

先日、祇園会館にて「プロデューサーズ」とこの「ナイロビの蜂」を鑑賞した。舞台はケニアのナイロビ・・・・。妻テッサの死をきっかけに、死の真相調べようと・・・・イギリス人外交官ジャスティンは、広大な大地アフリカを巡る。ジャスティンとテッサはジャステインの講演で知り合う。物静かなジャスティンと比べて、活動家テッサは情熱的自分にはないものを持っていることに驚きを感じたそしてジャスティンはそんなテッサに心惹かれて行くやがて、ジャスティンにアフリカ駐在の辞令が下る。その事で、テッサは「同行したい」と自らプロポーズそして二人はアフリカへケニアのナイロビの地で暮らし始めた二人。テッサはナイロビの現状を知るにつれ、活動家としての血が騒ぐ身ごもっているにもかかわらず、医師アーノルドと共にスラム地区をまわり、医療施設の改善を図る権力側をけん制するテッサ。ジャスティンの社会的地位にも波乱がしかしジャスティンは見て見ぬ振りをして・・・。生まれてくる子供の誕生を静に待つのである。待ち望んだ子供の誕生は何と死産入院先には黒人医師しかいないはずなのに、何と白人医師がそしてその医師の奇妙な行動幼くして子供を産んだ少女ワンダの死高等弁務官のサンディに、その証拠を伝え、アーノルドと調査を始めるテッサ製薬会社の陰謀も・・・・。テッサはアーノルドと共にナイロビ空港よりでロキへ旅たつ。「二日後に会おう」と見送るジャスティンだったが・・・。訃報テッサは殺されたのだ。遺体と対面するジャスティンは衝撃を受ける。ここからジャスティンのテッサへの死を巡る旅が始まるのだ。テッサとアーノルドとの関係への不信感や自分とテッサの愛はどうだったのかその真相を知るべく・・・・。アフリカの今の現状を描きながら、この中で起こっている問題(現地の人達が薬の実験とされているという事実ではありませんが・・・)

 テッサとケニアの子供達

  テッサの元へ・・・・。

  ジャスティンはテッサが殺されたトゥルカナ湖へ着く。

真相を知ったジャスティンにも、追手が迫ってきます。でもジャスティンは帰るはないと・・・・。テッサがだった。 

 ナイロビの蜂・2005年 イギリス映画 上映時間:128分
 キャスト ジャスティン・クエイルレイフ・ファインズ
       テッサ・クエイル   レイチェル・ワイズ
       アーノルド・ブルームユベール・クンデ
      サンディ・ウッドロウ ダニー・ヒューストン
  サーバーナード・ペレグリンビル・ナイ
            ロービアーピート・ポスルスウェイト

               監督フェルナンド・メイレレス
               原作ジョン・ル・カレ

   詳細は   ナイロビの蜂公式サイト

  追記:愛してあっていたけど、相手の事をすべて、理解していると限らない。
      ジャスティンの場合もそうだった。互いを尊重するということで、いつ
      もテッサの人生を外から見つめていた。しかし彼女の死によって、
      彼は初めて彼女の中に踏み込んで行く。アフリカで横行する薬物実験
      大手薬品会社と官僚の癒着に立ち向かうテッサの勇気ある行動に
      ジャスティンは人間愛を感じる。改めてテッサを愛したのだ
      素晴らしいに乾杯

 

Comments (8)
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