花嫁付添い人は忙しい
6月3日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。ジューンブライドですね。6月最初に観た作品はまさに、ブライドがテーマのラブコメやあ~この手の映画はハッピーなので、楽しく見れますね。ちなみに、前作「プラダを着た悪魔」の脚本家、アライン・ブロッシュ・マッケンナの新作だそうです。
今回の主役、ジェーンを演じるのは、キャサリン・ハイグルという女優さん。テレビドラマで活躍されているそうです。チラシやポスターの彼女は可愛いというイメージだったのですが。実際スクリーンで見た彼女は大人の女性。知的で美しい女優さんです。
理知的で、美しい大人女性 ジェーンは花嫁付添い人、脇役に徹している。何故?彼女はそんな仕事をしているのか・・・・。そもそも話は彼女の幼い頃にさかのぼる。8歳のジェーンが従姉の結婚式で花嫁のピンチを救ったそのことがきっかけで彼女は結婚式に魅せられてしまう
そして現在の彼女は花嫁付添い人として、多忙な日々を送っているわけ。ただし、本業とは違う。実はアウトドア会社の秘書で、プライベートに花嫁付添い人としてのだ~~~!
彼女には妹テスがいた。ジェーンとはまったく違う女性。とにかく軽くてケバイ本当に姉妹なの?って聞きたいくらい、相反するキャラだ。その妹がある日、ジェーンの元にやってきた。彼女の帰郷は、ジェーンのとって、どえらいことに
花嫁付添い人のお仕事あれこれ
① ウエディングドレスの試着
② ウィッシュ・リストの作成
③ 婚約パーティ会場探し
④ 本番の結婚式にも出席(日に2組の結婚式が重なることもある)
重なると・・・・ をチャーターして、会場をピストン往復することに。着替えは
の中でやっちゃいます。
そんなジェーンの行動に注目する男性がいた。地元の新聞社で結婚式の取材記事を書いている記者のケビン(ジェームス・マーズデン)取材先で出会ったジェーンが使命感燃えて花嫁付添い人をする姿に興味を覚えた彼は、ジェーンをネタに記事を書き・・・・・現在の部署からぬけだす足がかりにしようと画策
たまたまの中で拾ったジェーンのスケジュール帳を頼りに、彼女へのアプローチを開始。
ジェーンは脇役として頑張る
忙しさのあまり、ジェーンはぶったおれる。ケビンが介抱することに。
突然の失恋
ジェーンは上司のジョージ(エドワード・バーンズ)に片思いしていた。そのジョーンズが何とわがままの妹テス(マリン・アッカーマン)にひと目ぼれ
そして瞬く間にプロポーズ
テスは超わがまま娘なのに。ジョージに好かれるために装った行為にジェーンは不安を募らせる。ジョージが見抜けないことにも、歯がゆいさを感じる。それよりも何よりも、ジェーンがショックを受けたのは父が亡き母のウエディングドレスを、テスにあげてしまったことである
あのドレスは、私が先に着るはずだった
すべて、テスに取られてしまい、ジェーンは寂しさと失望のどん底
ジェーン、誘いを断り続けていたケビンに連絡を取り、やるせない胸の内をぶつけることに・・・・。意外や意外あのケビン、結婚にたいしてシニカルな発言をしていたあの出会いのときとは異なり、優しく話を聞いてくれる。
しかしこれはあくまでも、ジェーンの記事を書くための手段だった。彼の正体があるときばれてしまう。テスのウェデイングケーキの注文に出かけたときのことだ。
ジェーンは彼の記事のファンだった。結婚の夢をかきたてる記事を書いていた人物が結婚式に否定的だったケビンだと知り、少しショックでも誰にたいしても、“ノー”と言えない彼女は後日、アパートを訪ねて来たケビンの取材を受けることに・・・・。
花嫁付添人として着た27着のドレスをケビンに発見され大慌てテレ隠しにそれぞれのドレスにまつわるエピソードを披露しながら、ファッションショーを演じる。この場面がなかなか素敵
その写真を撮り続けるケビン、「いつかきっと主役になれる日が来る」と信じながら、花嫁の引き立て役に徹しているジェーンをいとおしく感じている自分に気づく。
ひょっとして、それって恋??
それ以降ジェーンに取材と称してたびたびケビンは現れる。彼女のことを知れば知るほど、記事のネタにしていることに後ろめたさを感じるケビン。サンプル記事が出来上がると、上司は日曜版のトップとして掲載すると言う。ケビンは掲載の延期を願い出る
ところが最悪なことに、ジェーンとケビンがはずみにベッドインした翌朝、記事は出てしまう
ジェーンは大激怒
ケビンのことが信じられなくなる。その上、妹テスが、母のドレスを刻んでしまい、原型をとどめないものにリフォームされてしまう
このことでさらにジェーンの怒りはヒートアップ
好意を感じていたケビンに裏切られ、テスには母のウェデイングドレスでの花嫁願望を奪われ・・・・。我慢の限界がもう切れるところまでに。
万年花嫁付添人の自分に嫌気がさしたジェーンは、ついにある決意を胸に、自分がプランニングしたジョージとテスの婚約パーティに乗り込んでいく
さてジェーンの決意とはここから先はネタばれになるので、ぜひシアターへお越し下さいませ
ジェーン(キャサリン・ハイグル)こんなに美しい女性なのに・・・・・。何で花嫁付添人なのかしら?
ケビン(ジェームス・マーズデン) 映画「魔法にかけられて」では見事振られてしまう王子の役でしたが、今回はジェーンの良き理解者で格好いい役でした。
ケイシー(ジュディ・グリア) ジェーンと同じく花嫁付添い人のメンバー、様々な映画で活躍されている女優さんらしいですが、個人的にはあまりなじみがありません。アーロン・エッカート主演作品(08)に出演しているようです。
ジェーンの妹 テス(マリン・アッカーマン)
ジェーンとはまったく違うキャラでかなり派手なイケイケおねえちゃんって感じでしたよね。スウェーデン生まれのカナダ・トロント育ち。17歳でスーパーモデル・オブ・カナダを獲得、その後女優に転身したそうです。
ジョージ(エドワード・バーンズ) ジェーンの憧れ上司、テスにひと目ぼれする
ちょっと女性の趣味が今ひとつのように思った。私個人的にはそんなに素敵な男性かな?なんて思いましたが。優しい感じだから、いいのでしょうかね
あの「ホリディ」にも出演していたらしい。
ということで、ストーリーはやっぱり女性好みで、いいんじゃないでしょうか何となくストーリーの結末は初めから見えているけれど、でもそれがよろしい
変にお話が回りくどくないところが、ラブコメディ
の素敵なところですよね。ジェームス・マーズデンは個人的にはお好みではありませんが・・・・・。ドレスもカラフルで
ちなみに、字幕はあの戸田奈津子さんでした
幸せになるための27のドレス 公式サイト