銅版画制作の日々

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危険なメソッド(2011)▲▽A DANGEROUS METHOD ※短めレビュー

2012-11-01 | 映画:シネコン

 許されぬ愛。測れない心。

好き度:+5点=65点

東宝シネマズ二条にて鑑賞。

「イースタン・プロミス」のデヴィッド・クローネンバーグ監督が、2人の精神分析学者、フロイトとユングの交流を、ユングの前に現れた魅力的な女性患者との関係を交えて描いた作品です。「イースタン・プロミス」は結構個人的には大好きな作品でしたが。。。。

しかし今回はう~んちと私にはハードルが高い作品だったような気がします。だってセリフがあまりにも難しすぎて頭がパニックになりそうなんです(涙)そんなことを考えずに観た方がいいのかもしれませんが、、、、。

ただかなり最初からインパクトは強い作品でした。それはキ―ラ演じるザビーナ・シュピールラインの表情が凄いのです!下あごを思い切り突き出したり、目がランランとしたり、それはもう凄いのです。まさに狂気の沙汰でした。精神を病んでいる患者という役どころだけあってそのあたりの雰囲気はとても見ごたえのあるものだと思いました。

それだけ素晴らしい演技なんですね。これだけでも観る価値は十分あるかもしれません。

あらすじ(goo映画より)

1904年。29歳のユング(マイケル・ファスベンダー)は、チューリッヒのブルクヘルツリ病院で精神科医として働いていた。精神分析学の大家フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)が提唱する“談話療法”に刺激を受けた彼は、新たな患者ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)にその斬新な治療法を実践。間もなくユングは、ザビーナの幼少期の記憶を辿り、彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止めることに成功する。しかし、医師と患者の一線を越えてしまった2人は、秘密の情事を重ねるようになり、ザビーナを巡るユングの葛藤はフロイトとの友情にも亀裂を生じさせてゆく。貞淑な妻よりも遥かに魅惑的なザビーナとの“危険なメソッド”に囚われ、欲望と罪悪感の狭間で激しく揺れ動くユング。やがて彼は、自分自身も想像しなかった痛切な運命を辿ることになるのだった……。

 

  
ユングはS・M?ザビ―ナのお尻をペンペン叩いたり・・・・。これが彼女への愛情表現なのかしら?


オットー・グロスという役であのヴァンサン・カッセルも登場。出番意外に短い。

  
ジークムント・フロイト役のヴィゴ・モーテンセンもキ―ラ演じるザビ―ナを巡って絡むのかと想像していたらそうではありませんでした。

ほぼユングとの絡みのみでした。残念三角関係をちょいと期待していた私は完全に肩透かしを喰らってしまいました(笑)

 解説(allcinemaより)

デヴィッド・クローネンバーグ監督がクリストファー・ハンプトンの舞台劇を映画化したヒューマン・ミステリー・ドラマ。二人の偉大な心理学者ユングとフロイトの友情と決別の軌跡を、知られざる史実をベースに実在したある女性患者との関係に焦点を当ててミステリアスかつ官能的に描き出す。出演はユングとフロイトにそれぞれマイケル・ファスベンダーとヴィゴ・モーテンセン、そして二人の研究と交流に多大な影響を与えた女性患者ザビーナにキーラ・ナイトレイ。

メディア 映画
上映時間 99分
製作国 イギリス/ドイツ/カナダ/スイス
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2012/10/27
ジャンル ドラマ/サスペンス/伝記
映倫

PG12

※歴史に疎いとこれは面白くは観れないかも、、、、。

 

 

オフィシャル・サイト
http://www.dangerousmethod-movie.com/
オフィシャル・サイト
http://www.sonyclassics.com/adangerousmethod/ (英語)
 
 
 
 
 
 
 

 

Comments (3)
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