銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

地獄でなぜ悪い(2013)

2013-10-05 | 映画:シネコン

 世界が笑った。

今晩は☆★ お久しぶりです。半月ぶりの更新となります。10月1日のファーストディに鑑賞してきました「地獄でなぜ悪い」。

いきなりこんな可愛い女の子のCMから始まるもので、まともにこれは何かの映画での宣伝の一つかと思ってしまいました。実はこのCMからもう映画は始まっていたのですね。まあ考えればガガガはみがきなんてないですもんね(笑)

いつもわくわくさせて頂く園子温監督作品。今回は多少毒気もあるものの、一言で言えばハチャメチャな作品。くだらないといえばくだらないというようなところもありますが・・・・。何故かこのくだらなさが一種たまらない面白さを醸し出しています。

さて上記の可愛い女の子のCMソングも何ともいえない歌あり。全力歯ぎしりレッゴー♪という変な歌詞流れます。しかしこの歌が観終わっても忘れられなく、頭の中でガンガン鳴っていて思わず歌っちゃう私。いまだに思い出してしまいます。これってなんでしょうね。

さてお話はやくざが映画製作をするというもの。内容は単純です。服役中の妻のためやくざの組長が妻のたっての希望を叶えべく娘を主演に映画を作るというものなんです。

ガガガはみがきの女の子ミツコが立派に成長したのが・・・・・。

 二階堂ふみちゃん演じるミツコです。

 その組長武藤大三には國村隼
なかなかこのスーツがお似合いで、やくざも板についている。

 そしてその武藤の妻しずえを演じているのが友近

出番は意外にも少なかったけど、最初の場面では血みどろで猟奇的なのがとても印象的でしたね。

 堤真一は武藤組のライバル池上組の組長でミツコに片思いをしているという設定。 

この人もこの役がぴったり。一見真面目そうだけど、こういう役やらすとピカイチですね。

 ミツコが行きずりで知り合う普通の青年橋本公次には星野源

初めて見たんですが、歌手活動や俳優として活躍されている方だそうです。今回この映画の主題歌も歌っている。

そしてなんといってもこの人にはびっくり!!

 
映画狂いの映画青年 平田を演じた長谷川博己

物静かな雰囲気のある役者さんというイメージだったが、そんな感じを完全に払しょくして凶器の沙汰で演じているの本当に驚きました。

ということでこの人たちが中心となってこのとんでもない作品は始まって行くのでした。

あらすじ(allCinemaより)

ヤクザの組長・武藤は、獄中にいる最愛の妻・しずえの夢を叶えようと躍起になっていた。それは娘のミツコを主演に映画を製作するというもの。しかし、肝心のミツコは男と逃亡してしまい、映画が出来ないまま、いよいよしずえの出所まで残り数日となってしまう。そこで武藤は、手下のヤクザたちを使って自主映画を作ることを決断する。そして何とかミツコの身柄を確保し、映画監督だという駆け落ち相手の橋本公次に、完成させないと殺すと脅して映画を撮影するよう命じる。ところがこの公次、実は映画監督でもなければミツコの恋人でもないただの通りすがりの男だった。それでも監督として映画を完成させなければ彼の命はない。そんな絶体絶命の中で出会ったのが、自主映画集団“ファック・ボンバーズ”を率いる永遠の映画青年、平田。一世一代の映画を撮りたいと夢見てきた平田は、ここぞとばかりにミツコに執着する敵対ヤクザ組織の組長・池上まで巻き込み、ホンモノのヤクザ抗争を舞台にした前代未聞のヤクザ映画の撮影を開始してしまうのだが…。


鳴海凛子ちゃんも特別出演。その他ミッキー・カーチス、江波杏子なども登場!!

 
ファック・ボンバーズの活躍も目が離せないし、やくざたちが音声、カメラなどで活躍するという設定も見もの。


銃より刀の方がリアリティあり。。。。。本物の任侠ものってところ


監督に指された光次も無我夢中で挑む


このシーンはわお(汗)ミツコの毒気も光る。二階堂ふみ凄い・・・・。

解説(allCinemaより)

「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の園子温監督が20年前に手がけたオリジナル脚本を基に、自らの自主映画時代の経験を盛り込みつつ、ヤクザの世界を舞台に贈る衝撃の血まみれ任侠アクション活劇。突然、自分の娘と組員を使った自主映画の製作に乗り出したヤクザの組長と、そのトンデモ・プロジェクトに巻き込まれた平凡な青年の運命を描く。出演は國村隼、堤真一、長谷川博己、星野源。

メディア 映画
上映時間 129分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(キングレコード=ティ・ジョイ)
初公開年月 2013/09/28
ジャンル コメディ/アクション/任侠・ヤクザ
映倫

PG12

ということでこれは何なの?!と思う人もいれば、最高と思う人もいると思う。多分好き嫌いが分かれる映画だと思う。個人的には唖然としましたが、何故か観終わった後も印象深い作品でした。園監督の無限の凄さを改めて感じました。

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オフィシャル・サイト
http://play-in-hell.com/
 
 
 
 
 
 
Comments (2)
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