あの夏、ぼくらは逃亡犯と友達になった――
京都シネマにて鑑賞。すでにDVD化されている作品。2週間の限定上映といいことで観て来ました。ダラス・バイヤー・クラブのマシューとは違い、筋肉もりもりのマッド役。今回はわけあって逃亡犯です。
いやあ青春ですね。この2人の少年のミステリアスな夏が何ともいえない味わいがありとても身近に感じます。男の人なら味わったことありそうな・・・・。昔、ヒットしたまさにスタンド・バイ・ミーですね。
まったりのんびりした感じでそんなにスリル感はない。それだけにちょっと眠たくなりそうな場面も・・・。ちょっとヤ・バ・イ(--〆)
2人の少年の一人エリスには、「ツリー・オブ・ライフ」のタイ・シェリダン。こんな子だったっけ?全然記憶にないです。
微妙な少年の心を上手く演じていましたね。
エリスの友人ネックボーンにはこの作品で映画初出演となったジェイコブ・ロフランド君
この2人のひと夏の不思議な体験。島にボートで出かけ、木の上に引っかかったボートを発見。自分たちのものにしようと中に入るとすでに先客が・・・・。その先客がマッドという得体のしれない男だった。
わけありそうなマッドにずるずると引き込まれていく少年たち。
彼の話が本当なのか?どうかわからないけど色々と手助けを始めるわけです。大人の世界を垣間見て行く少年たち、そしてマッドとの友情を描いて行きます。
脇を固める俳優陣も結構豪華!
マッドの恋人?ジュニパー役にリース・ウィザースプーン ネックボーンの親代わりの叔父ゲイレンにはあの マイケル・シャノン
マッドの恩人トム・ブランケンシップにはサム・シェパード
映像がなかなかお洒落です。ノスタルジックな感じもしますね。
ラスト近くにちょっとアクションぽい場面もありますが。全体にそれぞれ人間の心理描写がこの作品のメインですね。
あらすじ(allcinemaより)
南部のアーカンソーに暮らす14歳の少年エリス。ある日彼は、親友のネックボーンとミシシッピ川に浮かぶ島へと探検に繰り出す。そして2人は、洪水で木の上に打ち上げられたボートに寝泊まりしている怪しげな男マッドと遭遇する。マッドは愛する女性ジュニパーのために殺人を犯して追われる身で、この島でジュニパーと落ち合い、一緒に逃亡する準備をしていると告白する。エリスはその話に引き込まれ、愛する2人の逃亡を成功させようとマッドに協力するのだったが…。
途中マッドに裏切られたと泣きわめくエリスの姿も印象的でした。その後、蛇のいる川に落ちてしまうエリス。咬まれてえらいことに、、、、。
必死にエリスを救おうするマッドにはぐっと来ます。
メディア | 映画 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(東京テアトル=アース・スター エンターテインメント) |
初公開年月 | 2014/01/18 |
ジャンル | ドラマ/サスペンス/青春 |
映倫 |
解説(allcinemaより)
長編2作目の「テイク・シェルター」が高い評価を受けた注目の新鋭ジェフ・ニコルズ監督が、少年のひと夏の冒険と成長をビターに描いた青春サスペンス・ドラマ。謎めいた危険な男と出会った14歳の少年2人が、彼の逃亡を手助けようとする中で、単純には割り切れない大人の世界を垣間見ていくさまをミステリアスかつほろ苦いタッチで綴る。少年役は「ツリー・オブ・ライフ」のタイ・シェリダンと新人ジェイコブ・ロフランド。彼らを危うい冒険に誘い込む謎めいた男に「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒー。その他、サム・シェパード、マイケル・シャノン、リース・ウィザースプーンら実力派が脇を固める。
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