銅版画制作の日々

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肉 (2013)**WE ARE WHAT WE ARE

2014-06-10 | 映画:ミニシアター

 この家族には、秘密がある。

久しぶりの投稿です。月曜日、京都みなみ会館にて2本鑑賞。映画も久しぶりでした。そのうちの一本がこの作品。タイトルからして何か不気味な感じがします。わくわくドキドキでしたが、 なかなかそんな気配はなく・・・・。でも明らかに怪しいなあというのはあるんですよ。

家族は子供3人と夫婦のようです。しかし冒頭で母親はあっけなく亡くなってしまいます。行方不明のチラシを触りながら何やら意味深だったこの母親。名前はミセスパーカー。店に買い出しに寄りその後、排水路のようなところでばたんと倒れてチャンチャンです。

雨が降り、なんとなくうす暗い情景。今にも何かが起こりそうな?


この姉妹の眺めるものは一体何?

 
唯一心を癒してくれるのは一番下の男の子ローリー。お腹がすいたと訴えるのに、食事を与えられず。牛乳で我慢しろと言われている。
どうもそれほど豊かな生活ではないような。

 

この村では若い女性が次々と行方不明となっていることが次第分かってきます。その原因となるのがどうもこのパーカー家族のような?もう分かっていますよね。姉妹アイリスとローズの行動や話すことから見え見えです。それにしてもなぜに女性たちを・・・・。


いよいよ母になり変って手を染める時がやって来るようです。鎖に繋がれた女性をいっきに長女のアイリスが殺すのです。わあやっぱりそうだったんだ!!


こんな風になってしまった。

場面はこういう展開になります。ひょっとして食事のメニュー?!うそっまさか人の肉ってこと!わあああああ

 

ネタばれしています。まだご覧になっていない方、読まないで下さいね。まあ想像するにどうもこの家族、何年も前から人の肉を食糧にしていたようです。

村の警察は気付いていませんが、ある人物はそれを気付くことになります。ドクターです。彼も娘を犠牲にされていました。不思議な人骨を見つけた彼はこのパーカー一族を疑い始めます。またミセスパーカーの死因にも疑問を持つわけです。

ただ全体的にぷつりぷつりと話が切れたり、説明不足も多く、なかなか理解出来にくい部分もあります。ようやく理解出来たのは後半。


ローリーへの支度もこれ儀式のようですね。人肉を食べる前に何かしらの儀式を行うようです。


そんな矢先、アイリスは警察官と恋に堕ちます。この恋がとんでもない方向へと・・・・。これはかなり衝撃的な場面です。このあたりからかなりリアルです。残虐でびっくり!

父親の豹変ぶりに口をあんぐり!


ドクターめがけてわあ~どうなるの

 
子供たちもこの恐ろしさに逃げます。助けを求めた隣人マージも犠牲となります。

父親の猟奇的な行動に私も釘づけ状態

 
子供たちはこの最悪な状況から逃げることが出来るのか?しかしラストは意外な展開で幕を閉じることに。これまたびっくり。

あらすじ(allcinemaより)

アメリカの片田舎に暮らすパーカー一家。貧しいながらも厳格な父のもと、家族5人で折り目正しい生活を送っていた。ところがある日、そんな一家の生活を切り盛りしていた母親が不慮の事故で亡くなってしまう。遺された家族は深い悲しみに暮れるとともに、母親が担ってきたある重要な役割を誰かが引き継がねばならないことを悟る。一家には、先祖代々守り伝えてきた秘密の習慣があった。それは、彼らにとっては厳粛な行為だったが、あまりにも忌まわしく、若くて美しい姉妹アイリスとローズにはまだ荷が重すぎるかに思われたが…。

最初は大したことはないと思って鑑賞していましたが、物語が進むにつれて度肝を抜かれるシーンが登場。そのあたりがこの映画の見どころなんでしょうか。

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(トランスフォーマー)
初公開年月 2014/05/10
ジャンル ホラー/ドラマ
映倫 R18+

解説(allcinemaより)

「ネズミゾンビ」「ステイク・ランド 戦いの旅路」で注目を集めたジム・ミックル監督が、世界的に話題を呼んだメキシコ発のカニバル・ホラー「猟奇的な家族」を英語リメイク。静かな日常を送りながらも、人知れず忌まわしき犯行に手を染めてきた一家を主人公に、ふとしたことから歯車が狂い始めた彼らの運命を淡々とした筆致で描き出していく。

オフィシャル・サイト
http://niku-movie.com/

 

 

 

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