泣き方だけが、わからない。
久しぶりに京都シネマで鑑賞してきました。「アメリ」や「ミック・マック」の監督作品だったんですね。事前に調べず観て、後で気づきました。しかもこの作品3Dもあるそうです。3Dでなくても良さそうな気もしますが・・・・。
主人公T・S・スピヴェットを演じたカイル・キャトレット君、なかなか可愛くて良い感じ!テレビで活躍している子役さんみたいです。
母役にはこの人、ヘレナ・ボナム=カーター。今回もあまり普通とは言えないけど、変装したりしていないのでまともな感じですね。久しぶりに素の彼女を観ました。昆虫を愛するというクレア博士役
スピヴェットは幼いけど天才頭脳の持ち主、彼を取り巻く家族たちもちょっと変わっているという設定です。
父はカーボーイ、母は昆虫博士、姉グレーシーはアイドルを目指す夢見る娘、そして二卵性双生児の弟レイトンはスピヴェットは全く真逆なタイプ。父が愛する活発な息子です。皆バラバラなのがどうもよくなさそうですね。
その中でも特にスピヴェットが浮きまくっているような?ちょっとほったらかし状態でかわいそうなきもしたね。そんな彼に思いもよらぬ幸運が舞い込む!!何と彼の発明が受賞するという事態に、、、、、。
これがきっかけで彼は受賞式のあるワシントンへと家出同然で旅立つことに。まあここからが物語の核心部分なんだけど。
大きな荷物を運ぶスピヴェット少年。果たして無事にワシントンにたどり着けるのか?!
色々な出会いをしながら目的地まで旅をするというロードムービー。良くあるお話です。
汽車に住むヘンテコなおじさんだったり。 車の中から出会うスーパー少女だったり。
初めて食べたホットドッグに喜びを感じたり。これらの映像は何処なしかミック・マックなどを思い出してしまう。舞台はアメリカなんだけど、やっぱりどこかヨーロッパを感じる作品でした。
あらすじ(allcinemaより)
10歳の天才少年T・S・スピヴェットの家族はみな変わり者。モンタナの田舎で広大な牧場を営む父テカムセは身も心もカウボーイ。小さな生きものに恋する昆虫博士の母クレアに、本気でアイドルを目指す姉のグレーシー。そして二卵性双生児の弟レイトンは、頭脳派のスピヴェットとは対照的に、活発で運動や銃の扱いに長けた父親自慢の息子。ところが、その弟がスピヴェットと遊んでいるときに銃の事故で亡くなってしまう。以来、家族は悲嘆に暮れ、スピヴェットは自分を責める続けていた。そんな時、スミソニアン博物館からスピヴェットの発明が栄えあるベアード賞を受賞したとの知らせが届く。一度は授賞式への招待を辞退するスピヴェットだったが、家にも学校にも居場所のない彼は、博物館の次長ジブセンの熱心な誘いを受けることに。こうして家族に置き手紙だけを残し、たった一人で遥かスミソニアン博物館めざして旅立ったスピヴェットだったが…。
何と10歳の天才少年はテレビ出演まですることに!
そこには母クレアまで登場!
彼に拍手を送る観衆の顔がこんな風に変身したり
これは驚きもの!!
ロードームービーではありますが、意外にもあっさり仕立てかな。もう少し引っ張っても良さそうな気もしました。時間はちょうどいいぐらいだったけど、物足りなさも。
解説(allcinemaより)
「アメリ」「ミックマック」のジャン=ピエール・ジュネ監督がライフ・ラーセンの異色冒険小説『T・S・スピヴェット君 傑作集』を原作に、自身初の3D映画に挑戦したアドベンチャー・ドラマ。スミソニアン学術協会から由緒あるベアード賞を授与されることになった10歳の天才少年T・S・スピヴェットが、授賞式に出席すべく家を飛び出したった一人でアメリカ横断の大冒険を繰り広げる中で、様々な経験を重ね、家族との絆を見つめ直していく姿を3Dによるイマジネーションあふれる映像で描き出していく。主演はTV「ザ・フォロイング」のカイル・キャトレット、共演にヘレナ・ボナム=カーター、ジュディ・デイヴィス。
メディア | 映画 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | フランス/カナダ |
公開情報 | 劇場公開(ギャガ) |
初公開年月 | 2014/11/15 |
ジャンル | アドベンチャー/ドラマ |
映倫 | G |
オフィシャル・サイト
http://spivet.gaga.ne.jp/