銅版画制作の日々

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2人のローマ教皇 京都みなみ会館にて

2020-04-04 | 映画:ミニシアター

 

コロナウイルスの拡大の最中、京都みなみ会館まで・・・。前回見逃した映画を鑑賞して来ました。平日という事とコロナの影響か?いつもよりお客さん、少なかったように思います。相変わらず持病が今一つですが、何とか鑑賞!

初日の鑑賞、何と広いシアターには私ともう一人のお客さんだけ。まあこんな状況なので、密室状態でもOKですよね。

さてお話は実在のローマ教皇の事。現在の教皇ベルゴリオが枢機卿だった頃に設定されています。そしてもう一人の教皇はベネディクト16世です。

ベルゴリオ枢機卿は教皇の一つ下の位だそうです。そんな彼が辞任を決意!そのため、ベネディクト16世に会いに行き、辞任を伝えると言うところから始まります。

ところが辞任の意思を伝えると、教皇は拒否❕ そのことが分かれば、教会が世間の批判となり、さらに教会の弱体化なる恐れがあると話すのだ。

2人は違いを置き、非公式に対話を行うことに・・・・。

次第に対話はエスカレートとなり・・・。ヒートアップ状態。

ベルゴリオは若き頃の人生と司祭職への道を熱く語り・・・。婚約を解消してイエスズ会に入会した事も話す


若き日のベルゴリオ う~んちょっと違うような?

司祭職に至った経緯を語るベネディクトは個人的な関心についても話す。お気に入りのテレビ番組を2人で見たり・・・。段々ベルゴリオの辞任に関する話は遠のいていくのだった。

翌日バチカンへ向かう2人。相変わらずベネディクトはベルゴリオの辞任については避ける。それはベルゴリオが自分の後継者になる可能性があると告げる。

しかしベルゴリオは母国アルゼンチンでの軍事独裁政権での自身の行動と不作為、独裁政権に立ち向かわなかったことを理由に後継者への拒否するのだった。

その後も2人の対話は続く。ベネディクトの司祭による性的虐待に対する対応を後悔し告白する事も・・・。


懺悔したベネディクトの罪を許す

結局ベネディクトは退位する事になります。ベルゴリオもその願いを支持することに。

1年後の2013年、ベネディクト16世は退位を発表し、コンクラーベでベルゴリオ枢機卿が教皇に選出されるのであった。



ピザを食べながら、2014年のサッカーワールドカップを観る2人の姿

実際は対話もなく、テレビも一緒に観戦していないそうです。あくまでもフィクションのようです。

ベルゴリオ役のジョナサン・プライス、とても好感もてました。

もちろんアンソニー・ホプキンス演じるベネディクト16世も素晴らしかったけど。

断然ジョナサンですね!!

実際の2人の教皇の関係はどうだったのでしょうか?気になるところです。

対話らしきしたのは、ベルゴリオが教皇になってからのようです。

 

公式サイト

 

 

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