銅版画制作の日々

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エグザム◆EXAM(2009)

2010-08-09 | 映画:ミニシアター

 世界一危険な就職試験
               合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬

京都みなみ会館にて鑑賞。6日までの上映ということで、これも急いで観に行ってきました。
う~ん思っていたほどの驚きもなく、、、、。サバイバル状態といえば、そうなのかしら?でもそこまで緊迫感もわかないしね。宣伝だけ見れば、大いに期待できそうな気もしたのですが、、、、、。

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

合格者は死ぬまでの生活を保障する(死ぬまで年俸1億円)という好条件で人材を募るある有力企業の最終就職試験。国籍も年齢も異なる男女8人の中から、たった一人が雇用される。詐欺師“ホワイト”(ルーク・マブリー)、軍人“ブラウン”(ジミ・ミストリー)、工学者“ブラック”(チュク・イウジ)、化学者“ブルーネット”(ポリアンナ・マッキントッシュ)、数学者“イエロー”(ジェンマ・チャン)、哲学者“デフ”(ジョン・ロイド・フィリンガム)、医師“ブロンド”(ナタリー・コックス)、心理学者“ダーク”(アダル・ベック)。彼らが会場に入ると、そこには窓一つなく、武装した警備員が立っていた。試験のルールは3つ。「試験監督、または入口に立つ警備員に話かけてはならない」「試験用紙を破損してはならない」「部屋から出てはならない」それに従わない者は不適切とみなす、と試験監督(コリン・サーモン)は告げる。制限時間は80分。そして彼はカウントダウン用の時計を作動させ、部屋を去る。だが、受験者たちが問題に取り掛かろうと用紙を裏返すと、その試験用紙は白紙だった。我慢しきれない一人の受験者が用紙に誤った答えを書いた瞬間、警備員(クリス・ケアリー)に部屋の外へ連れ出されてしまう。その姿を見た一人がルールを思い出し、他の受験者に「質問を見つけるまで協力しよう」と持ちかける。勝ち残るために手を組み、裏切り、騙し合う受験者たち。果たして、正しい質問と答えを見つけ出し、好条件の仕事を手にするのは誰なのか……。

何とか自分一人が合格したいという切実な気持ちがどの受験者にもあるのは分かりますが。そのことで、もみ合い喧嘩になるけれど。。。。。傍観者である私にはハラハラ・ドキドキ感も伝わって来ない。何故なのか?分かりませんが、とにかくふたを開けたら大した内容ではなかったって感じです。
むしろ正しい質問と答えが何なのかがわからないので、気にはありましたが(笑)
美味しい話だけに、皆がそれぞれ焦る気持ちはわからないわけではありませんが、でも緊迫感ないんですよね。

詐欺師ホワイトが、受験者の中でハバを利かし始めてから、だんだんややこしくなるのです。答えを知っているのでは?と疑われてる人もあったり。わざと試験用紙を燃やして、泣く泣く退場せざるを得ない人もあったり、、、、、。


哲学者“デフ”(左)、この人、ほとんど話さず、、、、。実はこの人

最後に何者か、正体は分かります。


ホワイト、皆から反発を喰らい、気絶。。。。。。

彼は持病があるらしく、薬がないとヤバい状態となります。その薬をわざと隠すものがいたり。


発作のため痙攣が!


危機一髪のホワイト、復活しました。
警備員と銃を取り上げ、銃口向けるが、、、、、。実は銃は?

この仕掛けは面白かったかも。ホワイト演じるルーク・マブリーは、プリティ・ガールや28日後に出演している。

さて最も気になるのは、皆がバトルモードとなった問題の、正しい質問と答え。
あるサイトでネタばれされていたのでちょっと拝借しました。

以下がその答えです。(反転しましたので、ドラッグしてご覧下さい)

紙には、「Question.1」だけしか書いてなかったようです。
(その先を見てみたけど、何もない・・・というような描写があったかと。)
ですので、この「Question.1」とは、何を意味するか?
(何を指して「Question」と言っているのか?)
そこを、改めて考えてみなさいよと、そういう意味なんだと思います。
(「Question.1」という文字自体は、それを示す「ヒント」であったと。)
で、最後の彼女は、改めて考えてみるわけです。
そして気がつく。
自分が入室して以降、「質問」がひとつだけ存在していたことに。
それが「何か質問は?」という「Question」であり、
そして、それに対して「答えはひとつ」ということならば、
受験者から会社に対する答えは、これで決まり。

「何もありません。」

かくして、彼女の合格が決まった・・・と、こういう筋書きと解釈しました(^_^;)

解説(キネマ旬報さんより拝借)

たった1つの雇用枠を賭け、8人のスペシャリストたちが閉ざされた密室で80分の難関な就職試験に挑むバトルを描くサスペンス。監督・脚本・製作は、本作が長編デビューとなるスチュアート・ヘイゼルダイン。出演は「28日後…」のルーク・マブリー、「2012」のジミ・ミストリー、「バンク・ジョブ」のコリン・サーモンなど。 

合格したのは、女性。結局欲に駆られるとろくなことはないということでしょうか。そういうことが本作のメッセージなのかはどうかわかりませんが。


主なキャスト


メディア 映画
上映時間 101分
製作国 イギリス
公開情報 劇場公開(クロックワークス)
初公開年月 2010/07/17
ジャンル サスペンス/ミステリー
映倫 G

 究極のサバイバル・ブレイン・サスペンス

オフィシャル・サイト
http://www.exam-movie.com/

 

スチュアート・ヘイゼルダイン監督は第63回英国アカデミー賞で新人賞にノミネートされたそうです。


 

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1 Comments

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Unknown (Unknown)
2013-07-16 05:15:20
今ビデオで見ましたが、ネタバレの回答、
違うような気がします。

試験の説明が「設問・解答は一つしかない」と
していて設問内容が「Any questions?
(他に質問はあるか?)」あるいはもっと
語義に正確になれば「『質問群』はあるか?」

ですから、それを素直にそのまま考えれば
正しい解答は「他に質問は問われていない」
という意味で「No」のだと思いましたが。
日本語の考え方だと少し分かりにくいかもと
思いました。英語脳で考えると答えは「No」しか
ないので初めから分かった視聴者が多そうです。
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